• 救急部長・重症治療部長
    1999年卒業

    救急部長・重症治療部長
    1999年卒業

    髙松 純平

    髙松 純平

    Junpei Takamatsu

    Junpei Takamatsu

    将来、どの診療科に進もうとも急変の場面に立ち会うことが必ずあります。
    現場で危機管理能力を持った医師になるため、我々といろいろな経験をしていきましょう!

将来、どの診療科に進もうとも急変の場面に立ち会うことが必ずあります。現場で危機管理能力を持った医師になるため、我々といろいろな経験をしていきましょう!

救急医療・集中治療の現場に強い医師の育成を目指します

当院は、地域の急性期病院としてさまざまな症例の患者さんが病態の軽重に関わらず搬送されてきます。心肺停止、外傷、敗血症などによる意識障害などを中心に診療にあたります。

救急部研修は1年次に2ヶ月、2年次に2ヶ月となっています。具体的には1年次には、蘇生行為に関わる基本的な手技について学び、病態の基礎知識を深めます。2年次にはそれまでに他科での研修も含めて培った知識を生かして、積極的に初期診療、蘇生行為の場面でリーダーシップを発揮していただきます。その他に救急外来に関わるものとして、2年間通して研修医当直を月に3回程度行っています。

救急部では、年間3,000例に及ぶ救急搬送患者の初療から入院担当まで行い、一人の患者さんが急性期にどのような状態に陥ってどのような経過を辿って良くなっていくのかといった臨床経過を体得することができます。臨床の現場で知識を深め、例えばARDSなどの呼吸不全に対する人工呼吸管理や敗血症性ショックの患者さんの循環管理、あるいは外傷症例に対する急性期戦略を上級医とともに自分で計画を立てる力を養っていきます。また担当となった患者さんについては、例えば救急科専門医資格を獲得するのに必要な処置のほとんどを上級医とともに経験していただきます。

このような研修を通じて救急医療・集中治療の現場に強い医師の育成を目指しています。

危機管理能力の高い医師に育てます

2012年、当院救急部を立ち上げる時に考えたことがあります。一つはこの地域の救急隊が困らないように極力断らず、依頼があれば引き受けること。もう一つは、自分自身が体験できなかったような研修を研修医の先生方に提供できる環境を作ることでした。我々の行う救急研修は、私が2012年に来た時から皆さん方の先輩と作り上げてきた研修プログラムです。私が自分の研修の時に足りないと感じたことや、先輩方がこうしたい!と思って取り組んできた手作りのプログラムです。将来、どの診療科に進もうとも急変の場面に立ち会うことが必ずあります。現場で危機管理能力を持った医師になるため、我々といろいろな経験をしていきましょう!

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