• 産婦人科後期臨床研修医
    2013年卒業

    産婦人科後期臨床研修医
    2013年卒業

    小谷 知紘

    小谷 知紘

    Chihiro Odani

    Chihiro Odani

    見学に来て、実際に研修医の話を聞いてみてください。
    研修医がいかに活き活きと研修生活を送っているかが実感できると思います。

見学に来て、実際に研修医の話を聞いてみてください。研修医がいかに活き活きと研修生活を送っているかが実感できると思います。

専門外のメジャー疾患もしっかり学べる

関西労災病院が採用する初期臨床研修医の人数は、病床数から考えると他の市中病院と比較して非常に少なく、研修医同期は私を含め8人でした。これは、さまざまな手技や症例を経験する機会を多く持つことができるということであり、将来遭遇するであろう自分の専門診療科以外のメジャー疾患をしっかりと学ぶことができるということです。これらの点に魅力を感じたのと同時に、自分が生まれ育った地域の中核を担う病院で働きたいという気持ちから、関西労災病院を研修先として志望しました。また、撤退していた救急科が2012年より再始動し、救急の受け入れを積極的に行っている点や、それに伴い外傷が多く搬送されてくるといった点も、外科系の診療科を志望していた私にとっては、非常に魅力的でもありました。

婦人科がん手術の件数の多さと技術レベルの高さ

2年間の初期臨床研修を経て、将来の専門診療科を産婦人科に決定したのですが、関西労災病院の産婦人科は、婦人科がん手術の件数が非常に多く、その技術も非常に高いレベルにあります。また、専門医・レジデントの数が多く、手術以外の症例も豊富であり、婦人科医としての技量を磨くには申し分ない病院であること、ハイリスク妊婦の症例は少ないものの、分娩件数も年間500件ほどあり、産科領域に関しても十分学べるということ、加えて初期研修の2年間育てていただいた病院に少しでも貢献したいという思いから、引き続き後期研修も関西労災病院で受けさせていただくことにしました。

充実した研修に特段つらいと感じたことはありません

初期臨床研修中、特に救急科をローテートした期間は、救急車対応や入院患者の対応に追われて帰宅できないことも多く、忙しい日々を過ごすことになりました。しかし、上級医の先生は私たち研修医の考えを尊重してくださるので、自ら治療方針を決定し提案する機会を多く持つことができました。

体力的に厳しいと感じたことはゼロではありませんが、とても充実した研修だったので、特段つらいと感じたことはありませんでした。同期には志の高い人が多く、彼らに刺激を受け、お互い切磋琢磨していたのではないかと思います。

また、当院には研修医ルームというものがなく、研修医も上級医も同じ医局に机を並べています。そのため上級医の先生方が気軽に話しかけてくださったり、時にはわからないことを質問したりと、上級医との距離が近いことが特長の一つではないかと思います。定期的に食事や飲みに誘っていただき、将来の進路についてなどの真面目な話から他愛ない世間話までさまざまな話で盛り上がったりと、とても充実したメリハリのある2年間でした。

非常に濃厚で中身のある2年間が過ごせます

関西労災病院はほとんどの診療科が揃っており、症例数も豊富でその医療レベルも非常に高いものです。初期研修の2年間を過ごすには申し分ない病院ではないかと思います。決して楽な研修ではないかもしれませんが、その分非常に濃厚で中身のある2年間を過ごせるはずです。ぜひ一度、見学に来て実際に研修医の話を聞いてみてください。研修医がいかに活き活きと研修生活を送っているかが実感できると思います。そして関西労災病院で一緒に働きましょう。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

アーカイブス トップへ戻る

PAGE TOP