• 医師臨床研修管理委員長
    糖尿病・内分泌内科部長
    1995年卒業

    医師臨床研修管理委員長
    糖尿病・内分泌内科部長
    1995年卒業

    山本 恒彦

    山本 恒彦

    Tsunehiko Yamamoto

    Tsunehiko Yamamoto

    少数精鋭で、
    豊富な指導医のもと、
    全員が濃厚で充実した研修を
    受けることができます。

少数精鋭で、豊富な指導医のもと、全員が濃厚で充実した研修を受けることができます。

さまざまな医療手技はもちろん、重症患者の集中治療も数多く経験できる

関西労災病院は、昭和28年の開院以来、地域からの信頼がとても厚い病院です。兵庫県内で5番目の病床数(642床)、29の診療科、最新鋭の設備を誇る非常にアクティブなDPC特定病院群の急性期総合基幹病院です。

病院の規模から考えると1学年11名と少数精鋭で、豊富な指導医のもと、全員が濃厚で充実した研修を受けることができます。

医師になってすぐの1年目にすべての内科系を6か月間、外科・救急科・麻酔科をそれぞれ2か月間ずつローテートします。

2年目では、さらに救急科を2か月間、産婦人科・小児科・精神科・地域医療をそれぞれ1か月間、残りの半年間を自由選択であらゆる診療科を柔軟にローテートすることができます。それぞれの診療科での課題をひとつひとつこなすことで、臨床のあらゆる分野での基礎を叩き込まれることになります。すべての研修医を「患者の全身管理ができる医師」に育てることを目標としたプログラムなので、気管内挿管や中心静脈カテーテル挿入、ドレナージなどのさまざまな医療手技はもちろん、重症患者の集中治療も数多く経験することになります。

学会発表の機会が臨床レベルをアップさせる糧となる

指導医ひとりひとりが非常にアクティブで、それぞれが常に多くの仕事と課題を抱えています。それぞれの分野で地域や世界に情報発信することの重要性を理解していますので、学会や研究会などで発表する機会が多く、地道な作業ですが、必ずやご自身の臨床レベルをさらにアップさせる重要な糧となっていくことでしょう。

医者が「やりたい医療」をやれる数少ない病院のひとつです

関西労災病院は、「ここまでしかできない病院」ではなく、医者が「やりたい医療」をやれる数少ない病院のひとつです。医療機器もスタッフも皆さん一流なので、医師の満足度はとても高く、やりがいを持って日々の仕事に取り組んでいます。このような病院全体の雰囲気は来てもらえるとすぐに理解できると思います。研修医の皆さん、是非一度見学にいらしてくださいね。

医師としての生き方に指針を与えてくれる素晴らしい先輩に出会えることと思います

皆さんはどのようなお医者さんになりたいですか?こんなお医者さんになりたいな・・・と漠然としながらも、そのイメージを持つことが大切です。若い皆さんが持っているその初心をどうかいつまでも忘れないでほしいのです。

医師にはいろんな生き方があります。臨床医として、基礎医学研究者として、はたまた厚労省の医系技官として・・・どのような医師になるかは、今皆さんが心に抱いている理想像と、医師になった後にどのような先生に出会えたかが大切になってきます。関西労災病院では、必ずや皆さんの医師としての生き方に指針を与えてくれる素晴らしい先輩に出会えることと思います。理想とする先生に出会えた時、その先生に自分を引き上げてもらうには、与えられた目の前の仕事に全力で取り組む姿勢を持ち続けることが大切です。

これから先に待っている長い医者人生の中で、最初の2年間が最も大切な期間です。最初に「楽する」ことを覚えてはいけません。古い考え方かもしれませんが、最初に「しんどい思い」をすることがその後の医者人生に大きな意味を持ってくるのです。多少しんどいことがあったとしても、「あの時のことを思えば、大したことはない」と思えることが大切なのです。

医者は死ぬまで勉強です。医者という素晴らしい職業をより充実したものにするため、常に学ぶ姿勢を忘れず、共に頑張ってまいりましょう!

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