脳梗塞の前触れ 一刻も早く病院へ②

2013.02.12

2013年2月4日 「脳梗塞の前触れ 一刻も早く病院へ①」の記事はこちら
脳梗塞の前兆・前触れの症状のことを、「一過性脳虚血発作(TIA)」と言います。
脳梗塞の前触れの症状
 片腕や片足の力が“だらん”とぬける(特に体の右半分または左半分)
 からだの片側がしびれる、口元がしびれる
 ろれつが回らない、言葉がうまく出てこない
 急に歩きづらくなり、片側に倒れそうになる
 目の半分が“すーっ”と見えなくなる、ものが二重に見える
TIAは一時的に血液の固まり(血栓)が脳の血管に詰まることで起こります。
症状は24時間以内、多くは短時間(通常は30分以内)に自然に消えてしまいます。
これは、詰まっていた血栓が溶けることで血流が回復するからです。
しかし、TIAは軽い症状と見過ごしてはいけない危険な発作です。
TIAを起こした人のうち3ヶ月以内に6人に1人が脳梗塞を発症し、
その半数が48時間以内であるというデータもあります。
TIAは治療しなくても短時間で自然に症状が消失してしまうため、
ともすれば本人や家族に軽視または無視されがちですが、
早期に脳梗塞を起こす可能性の高い救急疾患なのです。
TIAを起こした後は、脳梗塞を起こさないように生活習慣を見直して
危険因子をしっかりとコントロールしましょう。
 血圧やコレステロール・血糖値をしっかりコントロールすること
 ただちに禁煙すること
 食事と運動で体重をコントロールすること
TIAは、いわば「がけっぷち警報」ですから、症状が出たら
専門病院を受診し、すぐに検査を受けて対処することが大切です。
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-脳卒中の内科的診療の担い手として 脳神経内科部長 森脇 博

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