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第17回関西ろうさい病院市民公開講座を開催しました

テーマ「私たちのからだと内視鏡」

開催日時:平成26年12月 7日(日)
         9時30分~11時10分
開催会場:プレラホール(西宮市)
参加者数:223名

座長:消化器内科部長  萩原 秀紀

講演① 「ここまでわかる消化管の内視鏡検査」
消化器内科 太田 高志
 “内視鏡検査の進歩”として、4種類の内視鏡検査について、検査画像を用いて説明しました。
 早期癌の発見には内視鏡検査の方が優れており、目的や状態に応じて検査方法を選ぶことで、よりよい内視鏡検査を受けることができること、現在ではすべての消化管を内視鏡で検査できるようになったことなどを説明しました。

講演②「こんなことができる 胆・膵の内視鏡手技」
消化器内科副部長 糸瀬 一陽
 胆管、膵臓の病気に対する内視鏡検査及び治療の有用性について説明しました。
 胆のう、胆管、膵臓の役割から、それぞれに起こりうる病気について説明し、総胆管結石の内視鏡治療(EST)の実際を参加者様と動画を供覧しました。

講演③「がんの治療に活躍する内視鏡」
消化器内科 中村 剛之
 ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)といった内視鏡治療の3種類について、手技や使用器具をイラストと動画を用いて説明しました。
 がんは、早期発見により治せる病気であり、早期発見により体への負担が軽い治療を選択できること、“胃がん、大腸がん検診・受診のススメ”として力強く説明しました。


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