- 関西ろうさい病院(兵庫県尼崎市)地域医療支援病院・がん診療連携拠点病院 - https://www.kansaih.johas.go.jp -
高度医療機器「PET-CT」によるがん診断を行っています!
全身の細胞の働きから、がんを見つけ出す新しい検査方法です。
PET-CT検査とは、病巣部の機能を速やかに診断する「PET画像」と細かな位置情報を検出する「CT画像」がひとつになった検査システムで、従来のPET検査より、病巣の発見、診断能力が格段に高まり、注目を集めているシステムです。
PET検査とCT検査を別々で行わずに、一連の流れで行うので、検査の時間差による病巣の進行のズレを防ぐことが可能です。高精度な画像診断により、精密な治療計画や手術計画に利用することができます。
これまでの検査では発見が難しかった「がん」の位置や形、広がりを高精度に確認できます。
痛みは最初の静脈注射だけです(通常の注射と同じ程度)。検査中に動くことはできませんが、痛みや苦痛はほとんどありません。また、検査薬(FDG)による微量の放射被ばくはありますが、CT検査より少ない量で、人体にはほとんど問題がありません。
臓器ごとではなく、一度にほぼ全身を検査することが可能です。
検査薬を注射してから1時間の安静後、検査台に30分間横になっていただくだけです。受付から終了までは約2~3時間と、短時間で検査を終えることができます。
※医療機関からの紹介の場合、直接、検査を受けることができます。
※患者さんは検査の日に直接ご来院いただければ検査を受けることができます。
※どの診療科を受診したらいいかお分かりにならない場合は、総合案内へお越しください。
PET-CT検査に加えてがん検診項目を調べる「PET-CTドックコース(Dコース)」と、PET-CT検査のみの「PET-CT検診コース(Eコース)があります。詳しくは人間ドックページをご覧ください。
人間ドック D:PET-CTドックコース E:PET-CT検診コース [1]
放射性薬剤を注射して、その薬剤の腫瘍への集まり方により、体の機能を撮影するPET検査と、臓器の形状を撮影できるCT検査を組合せ、1回の検査で両方の画像を重ねて表示することができます。機能情報と形態情報の重ね合わせにより「がん」のより正確な診断に威力を発揮する新しい検査法です。
「がん」の種類によっても、また病気の時期によっても、ブドウ糖の代謝は異なりますので、必ずしも全ての「がん」を見つけ出せるわけではありません。肺がんや大腸がんを検出するのは得意ですが、胃がん、肝細胞がん、腎がん、膀胱がん等は比較的苦手です。
やはり、小さい「がん」は画像にも写りにくく、見落とされる可能性があります。
「がん」の代謝状態によっても異なりますが、ほぼ直径1cm以上の大きさであれば検出できるとされています。
来院してから病院を出るまで2~3時間程度かかります。
(受付・更衣・検査説明・問診・体重等測定・注射・安静待機・撮影・排尿・退出)
関西労災病院 健康診断センター
TEL:06-6416-1221(内線7712、7713)
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[1] 人間ドック D:PET-CTドックコース E:PET-CT検診コース: https://www.kansaih.johas.go.jp/kakuka/center_list/doc/doc_d.html
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