第1回 南5F病棟 密着取材 まとめ

平成18年5月公開

(※ 取材対象者及び内容は公開当時のものです)

医療現場には、患者さんを支えるため多くのスタッフがいる。
なかでも、看護師の存在は、今日の高度医療をバックアップする要とも言える。
今回は、そんな看護師の一日を知るため、南5F病棟のナースステーションに密着取材を敢行した。

インタビュー

記者は、半日、病棟の看護師を取材し続けた。予定にはなかったがどうしても、この日密着した看護師 野村早苗さんに聞いてみたいことがあった。
このことをお願いすると、野村さんは嫌な顔ひとつせず、快くインタビューに応じていただいた。

野村早苗

—– 一日、看護師の仕事を見せていただきました。非常に短時間でしたが、「看護」という仕事への誇りを感じました。まず、なぜ、看護師になろうと思われたのかお聞かせください。

野村:私は、子供の頃からずっと人が大好きでした。そして、人と話をすることは、もっと好きでした。
そして、「病気で大変な思いをされている患者さんの傍で、話をしてあげることができたら・・・」と思うようになり、看護師を目指しました。

—–実際に、この仕事を始められてから、その思いは変わらないですか。

野村:私は、看護師という仕事が大好きです。医療の高度化に伴って、その専門性はますます高くなり、それに伴い責任は、どんどん大きく、重くなっていると感じていますが、看護師になって良かったと思っています。

—–普段、心がけておられることはどんなことでしょうか。

野村:患者さんの目線でお話をお聞きすることです。そして、目を見てお話をすることでしょうか。
そして、一緒に目標を決めてさしあげることです。やはり、患者さんが元気になられて、離床されることが何より嬉しいですから。

—–最後にこれからの抱負をお聞かせください。

野村:看護の仕事は、医療チームの一員としての自覚が大切だと痛感しています。看護師の間でのコミュニケーションはもちろん大切ですが、 友達みたいになれなれしくなってはいけない。何よりも、人によるミスが致命的だと思うんです。 一人でも多くの患者さんの思いを聞き、ケアをしていきたいと考えています。

看護という意味を、今日だけで全てを理解することは到底不可能だと実感をした。 多岐に渡る業務に、患者さんの心のケア。また、突発的な事案にも即応し判断する能力を求められる。
だが、笑顔をたやすことなく、お互いに声を発することで、コミュニケーションを円滑に行うことも重要なことだ。 看護師たちが日々向き合っているのは、人そのものなのだ・・・

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