独立行政法人 労働者健康安全機構 関西ろうさい病院産科
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産科について

関西ろうさい病院 産科の診療方針と特色についてご説明いたします。

ご妊娠おめでとうございます。

あなたの出産のお手伝いを、我々が全力でいたします。

11名の産婦人科医(うち女医8名)と36名の助産師および看護師が一丸となり、妊娠初期から出産・産後まで安心してお過ごしいただけるよう、チーム医療を提供いたします。

 

ごあいさつ

関西ろうさい病院は大阪と神戸の間に所在する総合病院で、交通の便も良好です。
2023年は363件の分娩(うち帝王切開79件)を取り扱いました。この分娩件数に対する産婦人科医師11名(日本産科婦人科学会産婦人科指導医4名を含む産婦人科専門医8名、専攻医2名)、助産師32名、看護師4名というスタッフ数は、全国的にみて非常に多いものであり、お一人ずつに手厚いケアと医療が提供できているものと自負いたしております。
自然分娩を基本とし、ご希望に応じて院内助産にも対応しています。もし、分娩経過に異常をきたした時には、速やかかつ適切に対応いたしますので、ご安心ください。
あなたとご家族、そして赤ちゃんのみんながハッピーになれるよう、最善の努力をいたします。ぜひ当院で新しい赤ちゃんをお迎えください。

副院長・産婦人科部長 伊藤 公彦

 産科の特色

当院の産科の特色として、以下のように様々なものがあります。
すべては、あなたとご家族と赤ちゃんのためのものです。

NIPT

日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会からの施設認定を得て、学会の指針に基づきNIPT検査(無侵襲的出生前遺伝学的検査)を実施しております。この検査は妊婦さんの血液だけでおなかの赤ちゃんの染色体疾患を調べることができるので、赤ちゃんへのリスクがありません

院内助産

お産は病気ではなく、本来は自然な生命現象です。リスクの低い妊婦さんには、妊婦さんが主体となって助産師が分娩を管理する院内助産も選択可能です。もちろん産婦人科医が24時間365日、院内に常駐していますので、緊急時には直ちに医師が適切に対応いたします。

多職種カンファレンス

すべての妊婦さんの情報を、産婦人科医、小児科医、産婦人科病棟助産師が毎週カンファレンスで共有し、方針を相談・決定しています。

産科救急

お産は本来自然な生命現象ですが、時として一刻を争う緊急事態になることがあります。これらに迅速な対応ができるよう、日頃より訓練や研修を実施しています。加えて、常に超緊急帝王切開術に対応できる手術室を準備しています。また、母体救命にも対応できるよう、産婦人科医の中にも救急救命医の有資格者が1名います。

新生児蘇生法(NCPR)研修

すべての分娩に、新生児蘇生法(NCPR)を習得した医療スタッフが立ち会える体制を整えています。2023年4月1日現在、全産婦人科医師11名、病棟・外来の助産師・看護師36名がNCPRの有資格者です。また産婦人科医2名と小児科医1名のインストラクターがおり、院内で研修会を定期的に開催しています。

セミオープンシステム

ローリスクの妊婦さんには、妊娠33週まではかかりつけのクリニックで妊婦健診を受けていただき、妊娠34週(帝王切開予定や、院内助産希望の妊婦さんは32週)以降は当院で管理させていただくセミオープンシステムを積極的にお勧めしています。

地域連携

車で10分足らずの近隣には、兵庫県立尼崎総合医療センター、兵庫医科大学などの総合周産期母子医療センターがあり、これらの施設とも日頃より定期的な交流を図り、良好な地域連携を構築しています。

 

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