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眼瞼下垂②

眼瞼下垂とは?眼瞼下垂の原因についてはこちら

■治療方法は?

ここでは最も多い後天性の腱膜性眼瞼下垂の治療の説明をします。比較的軽度で一重まぶたの場合は二重まぶたにするだけで改善することもありますが、多くの場合は眼瞼挙筋につながる膜を引き出して固定する手術を行います。二重のライン(一重まぶたの方では、それに相当するライン)に沿って皮膚を切開し、ゆるんだ腱膜を瞼板(けんばん)というしっかりした組織に固定します。多くの場合は余分になったまぶたの皮膚を切り取ることもします。あまり瞼膜がゆるんでおらず、皮膚だけがたるんで余分になった方では、皮膚の切除のみを行うこともあります。

手術は局所麻酔で行い、両方で1時間程度の手術となります。まぶたには血管が多いため1週間程度は腫れますので、ある程度時間の余裕を持っておいた方が良いでしょう。抜糸は手術後1週間程度で行いますが、腫れが完全に引くのは抜糸後さらに1~2ヶ月ほどかかります。手術には保険が適用されますので、手術費用は両側でおよそ4万5千円ほどです。

目が開けづらく見にくいなど眼瞼下垂の症状でお悩みの方は、眼科医にご相談ください。

さぷりめんと図6 [1]

さぷりめんと図2 [2]

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関西ろうさい病院 形成外科のご紹介 [3]


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