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糖尿病(Diabetes mellitus)①

糖尿病の歴史について

記録に残る日本人最古の糖尿病患者と言われているのは、平安時代に権勢を極めた藤原道長です。道長自身の日記「御堂関白記」には、「喉が渇いて大量に水を飲んで、痩せて体力がなくなり、目が見えなくなり、背中に腫れ物ができた」と記録され、著明な高血糖とそれによる合併症・感染症が併発していたことがわかります。「糖尿病」という病名は明治以降に現れたもので、それ以前は尿がとても甘いことから「蜜尿病」と呼ばれていました。

1889年(明治22年)ドイツ人のミンコフスキー博士が犬の膵臓を切除することで大量の甘い尿が出ることを偶然発見したことから、ようやく糖尿病の原因が膵臓にあることがわかりました。

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次回は2020年11月 9日(月)に「糖尿病②」で「インスリンの発見」のご紹介をする予定です。

 

関西ろうさい病院 内科のご紹介 [2]

関西ろうさい病院 交通アクセスのご紹介 [3]

 


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