• 循環器内科医師
    2012年卒業

    循環器内科医師
    2012年卒業

    奥野 翔太

    奥野 翔太

    Shota Okuno

    Shota Okuno

    後期研修の3年間を、
    どのような人と、
    どのような環境で、
    どのような志で過ごすかによって、
    その後の医師人生が決まると
    いっても過言ではありません。

後期研修の3年間を、どのような人と、どのような環境で、どのような志で過ごすかによって、その後の医師人生が決まるといっても過言ではありません。

豊富な症例数と診療科の充実度

忙しくても、多くの疾患、手技を経験できる病院で研修し、医師として少しでも成長したいと考えていた私が研修病院を選択する際に重視した点は、症例数の豊富さと診療科の充実度でした。関西労災病院は阪神圏域の中核病院で救急搬送件数も非常に多く、自分のニーズに合った病院だと思い、初期研修を行うことに決めました。

当院での研修は想像以上にハードなものでした。しかし、こちらが求めればその分だけ応えようとしてくれる指導医ばかりで、日々成長を感じながら充実した研修生活を送ることができ、あっという間に2年間の初期研修が終わりました。

冷静な判断力、処理能力、熱意を持った先輩方に憧れて

ハードな研修生活の中でも、私にとって循環器内科での初期研修は、非常に魅力的で、刺激的でした。自分の目の前で、 一時は心停止寸前まで状態の悪化した患者さんが、治療によって元気になり、退院していく姿を目の当たりにして、心臓は生命維持に欠かせない臓器であり命の源であると痛感し、非常にやりがいを感じたことを昨日のことのように覚えています。また、上級医の冷静な判断力、処理能力、熱意に、いつか自分もそんな医師になりたいと思うようになりました。そして、その目標に向かって引き続き関西労災病院循環器内科で後期研修を行うことを決意しました。

指導を受けやすい上級医との2名体制

当院の循環器内科は、冠血管、大動脈・末梢血管、不整脈、心不全・画像診断の4部門で構成されており、計11名の常勤医がいます。その下に、後期研修医が6名在籍しており、互いに連携し合いながら診療にあたっています。後期研修医は常に15名から20名程度の入院患者を担当しますので、循環器疾患の診断、治療を幅広く経験することができます。また、常勤医との2名体制が取られているため、困った点やわからない点は、すぐに上級医に相談し指導を受けることができます。

学術活動を通じて日常臨床に活かせる論理的思考能力を磨く

CCU症例は毎朝カンファレンスで主治医がプレゼンテーションを行い、皆で治療方針を検討しています。その他にも全体カンファレンス、心臓血管外科とのハートチームカンファレンス、CAG/PCIカンファレンスなどを通して、互いにディスカッションしながら治療方針を決定しています。

また、当院は学術面にも力を入れており、学会発表や論文作成に関しても上級医の指導を受けながら精力的に取り組むことができます。これらの学術活動を通じて、日常臨床に活かせる論理的思考能力が磨かれ、全体カンファレンスでは、英語でのプレゼンテーションの機会もあるので、グローバルな視点も養われます。

常に高みを目指し努力する向上心を持った同志と共に

当院での研修は決して楽ではありませんが、費やした時間の全てが自分にとっての財産となります。後期研修の3年間は、医師としての基盤が形成される大切な時期です。その時期を、どのような人と、どのような環境で、どのような志で過ごすかによって、その後の医師人生が決まるといっても過言ではないと思います。当院には、現状に満足せず、常に高みを目指し、努力する向上心を持った同志がたくさんいます。当院で3年間研修すれば、困難な状況にも落ち着いて対応できる経験豊かな医師になっているはずです。是非とも関西労災病院で切磋琢磨し合いましょう!

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