• 消化器外科 後期臨床研修医
    2014年卒業

    消化器外科 後期臨床研修医
    2014年卒業

    野瀬 陽平

    野瀬 陽平

    Yohei Nose

    Yohei Nose

    手術だけでなく術前術後の病状管理、
    化学・放射線療法のマネージメント、
    終末期の緩和治療など、
    がん治療の一連の流れを実感し身に付けることができます。

手術だけでなく術前術後の病状管理、化学・放射線療法のマネージメント、終末期の緩和治療など、がん治療の一連の流れを実感し身に付けることができます。

充実した研修を送っている大学の先輩を目の当たりにして

大学時代から手を動かせる「外科医」という仕事に興味があり、中でも消化器領域は解剖が複雑で興味深く、また日本人の死亡原因の1位であるがんの治療に積極的に携わることができることから、消化器外科に進みたいと考えていました。そんな中、関西労災病院で学生実習を2週間経験する機会があり、そこで大学時代の部活の先輩方が外科レジデントとして充実した研修を送っているのを目の当たりにして、初期研修先に当院を志望することにしました。

がん治療全ての領域が学べる研修環境

当院の外科は、上部消化管、下部消化管、肝胆膵、乳腺の4つの部門に分かれ、それぞれ経験できる手術症例数が多く、外科の上級医の先生方は皆、情熱を持って仕事に取り組んでおられました。外科全体の雰囲気もとても良く、身近にレジデントの先輩という目標となる医師がいることも重要なポイントだと思い、今後もこの環境に身を置きたいと考えたので、後期研修も当院で行うことに決めました。

現在、当院の外科4部門には、それぞれ部長と2名程度の上級医が常勤しています。その上級医の先生方と、各年2、3名程度の後期研修医、全体では各部門6~8名程度の医師で日々の診療を行っています。

後期研修医は主に病棟の患者を受け持ち、手術や化学・放射線療法、緩和治療まで、がん治療における全ての領域を経験します。外科手術だけでなく術前術後の病状管理、化学・放射線療法のマネージメント、終末期の緩和治療など、さまざまな治療を経験することで、がん治療の一連の流れを実感し身に付けることができます。

後輩を指導することで知識を確実なものとする

またチーフレジデントになると、初期研修医を指導するようになります。教えることによって、身に付けた知識をより確実なものとすることができますし、自分の知識や経験を後輩に還元することができます。自分自身も研修時代に先輩方から多くを学ばせていただいた分、後輩研修医にも一つでも多くのことを吸収して欲しいと願っています。

受け持ち患者さんも比較的多く、基本的に平日は手術や処置など忙しく走り回っていますが、休日には食事をしに出かけたり銭湯に行ったりして、リフレッシュしています。

また、学会発表や論文投稿などの活動も積極的に行っており、先輩方に添削やアドバイスをしていただき、外科内で予行演習を設けていただけますので、本番では落ち着いて発表に臨むことができます。

常に高みを目指し努力する向上心を持った同志と共に

基本的にはかなり忙しい日々が待っていますが、その分やりがいがあり、スキルアップもできると思います。また、手術件数も多く、手術の上手な先生方を間近で見て、経験することはかなり貴重なことだと思います。

現在、外科の後期研修医は5名とやや少なく忙しいですが、仕事を分担して協力し合い、密にコミュニケーションを取りながら、良い環境で学ぶことができていると思います。「百聞は一見に如かず」ですから、是非一度当院の外科に見学に来てください。お待ちしています。

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