KANSAI ROSAIHospital

院内急変時の研修医の対応に衝撃を受け

私が関西労災病院を初期臨床研修先の候補に選んだ理由は、忙しい研修生活を送ることができる病院だと聞いていたからです。もともと追い込まれないとやる気が出ない性格で、時間があると逆に勉強ができないタイプだったので、敢えて忙しい環境に身を置いて研修しようと考えていました。

実際、病院見学をした際、忙しそうな病院の空気感を肌で感じ、上の先生方からも話を聞き、この病院で働きたいという思いが強くなりました。また、院内急変時の研修医の対応を見て、自分もこういうことができるようになりたいと思い、関西労災病院を研修先として選びました。

病院全体として、常に研修医を育てようという強い意識

実際当院で働いてみて思うことは、確かに忙しく働ける病院ですが、24時間365日忙しいということはなく、自分の時間も持てるということです。さらに、様々な重症患者が搬送されてくるので、重症患者さんを目の前に実際に自分が対応し、治療を検討し、その治療経過を追えるということが非常に勉強になります。

また、病院全体として、常に研修医を育てようという意識が強いと感じます。手術も含めた様々な手技を任せてもらえ、治療や検査も自分たち研修医の意見を最大限尊重してもらえます。医局も研修医と先輩の先生方とは同じ部屋なので、気軽に話ができ、非常に相談しやすい環境になっています。

病院の空気が自分に合っているかが大事

私も研修病院については悩み、多くの方の話を聞きました。研修病院は１つしか選べません。先輩の先生方を見ていると、研修した病院によって、能力が大きく左右されるということはないように思います。つまるところ、自分のやる気次第ということと、その病院の空気が自分に合っているかどうかが大事なのではないかと思います。私のように、机の上での勉強があまり得意ではないタイプの人には、実際に重症症例が経験でき、それを自分で検討できる当院は本当におすすめだと思います。