• 消化器外科副部長
    2003年卒業

    消化器外科副部長
    2003年卒業

    大村 仁昭

    大村 仁昭

    Yoshiaki Ohmura

    Yoshiaki Ohmura

    当院での研修期間は、
    人生で最も忙しい時期になるかもしれませんが、
    一人前の外科医としての臨床スキルや知識、
    学術的思考を身に付けることができます。

当院での研修期間は、人生で最も忙しい時期になるかもしれませんが、一人前の外科医としての臨床スキルや知識、学術的思考を身に付けることができます。

豊富な症例、手厚い指導、先進の手術、プライベートの確保

関西労災病院外科では、専攻医が技術を身につけるのに十分な手術症例があります。当科は、上部、下部、肝胆膵、乳腺の4グループに分かれて、それぞれ2~4名の専門医スタッフによる疾患別診療を行っています。手術は毎日行っており、週に3~4件の手術を主治医兼執刀医として経験することができますので、外科専門医プログラムにおける専門医取得条件である手術症例数を必ず経験でき、修了までに外科専門医試験受験が可能となります。もちろん、専攻医1年目では途中で上級医と交代することも多いですが、3年目の最終学年になれば、ほぼすべての手術で執刀医として完遂できます。

外科では、阪神圏域の中核施設としての地域医療と、地域がん診療連携拠点病院としての高度医療の調和と統合をモットーとしています。積極的に鏡視下手術やダヴィンチ手術を導入し、症例数も増えているため、専攻医のうちに最先端手術を経験しつつ、その技術を習得することができます。

また、当科では外科単独で当直を行っており、当直時間帯での急性腹症に対する緊急手術も年々増加傾向ですが、スタッフはオンコール制をとっていますので、緊急手術は当番制で行います。そのため、夜間や休日に主治医が呼ばれることが少なくなり、趣味や家庭でのプライベートな時間も確保できています。

研修期間中に、学会発表や論文作成などの学術活動も積極的に行うよう指導しており、学術的・金銭的サポートも充実しています。全ての専攻医が、海外学会を含む学会発表を行い、最低でも1本以上の論文を執筆して卒業しています。

一人前の外科医としての臨床スキルや知識、学術的思考が身に付きます

上述のように当院での研修期間は、人生で最も忙しい時期になるかもしれません。しかし、研修に真摯に取り組めば、卒業する頃には一人前の外科医としての臨床スキルや知識、学術的思考が身に付いているはずです。また、外科専門医プログラムにおける専門医取得条件を満たすことができます。やる気がある外科志望の方には、必ず満足できる研修を受けられる施設として、自信を持ってお勧めできます。

私自身は、専攻医の皆さんに対して1例1例真剣に取り組み、向上心を常に忘れないように指導しています。また、皆さんが数年後に上級医となり指導する立場になった時に、こうなっていたいと思われる外科医を目指しているつもりです。 専攻医研修の期間は、自分で決めた専門分野での最初の研修であり、長いキャリアパスの中で非常に重要な時期です。ぜひ、当院で一緒に頑張っていきましょう。

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