• 第三消化器内科部長
    1999年卒業

    第三消化器内科部長
    1999年卒業

    山口 真二郎

    山口 真二郎

    Shinjiro Yamaguchi

    Shinjiro Yamaguchi

    皆さんが、充実した素晴らしい研修ができるように、
    私たちは学びやすいシステムや環境作りに努め、
    全力で指導にあたります。

皆さんが、充実した素晴らしい研修ができるように、私たちは学びやすいシステムや環境作りに努め、全力で指導にあたります。

豊富な症例、エキスパートを揃えた充実した体制

消化器内科は扱う臓器がとても多く、検査や治療手技も多岐にわたっています。当科では消化器がん診療、内視鏡診療、肝疾患診療を三つの柱に据え、それぞれの領域のエキスパートを揃えた体制で、高度医療を行っています。最新の医療機器も整備されており、十分な症例、検査数のもと充実した研修が行えます。

当科では専攻医を毎年1~3名受け入れています。常時10名前後の入院患者を各領域の専門医と2名体制で担当し診療を行うので、迅速かつ適切な指導を受けることができます。専攻医研修3年目には、消化器疾患全般で診察・診断から治療方針の決定まで1人で行うことが可能になります。

また、当院は地域がん診療連携拠点病院でもあり、各種消化器がんに関してキャンサーボードにて腫瘍内科医・消化器外科医・放射線科医と最適な治療法を検討するとともに、院内の多職種から成るチームとも協働して集学的治療を行うことができます。

早い段階からさまざまな手技を経験できます

消化器内科は習得すべき手技が非常に多いですが、当科では早い段階からさまざまな手技を経験できます。内視鏡領域では、専攻医研修1年目は上部消化管内視鏡検査、大腸内視鏡検査、止血術、ポリープ切除術と段階を踏み、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)や超音波内視鏡検査(EUS)なども術者として経験していきます。

2年目以降は、習熟度に合わせて早期がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術、ダブルバルーン小腸内視鏡、各種ERCP関連手技、EUS-FNAなどの術者となります。腹部超音波領域では、腹部超音波検査に習熟した後、まず超音波ガイド下での経皮的肝生検を、次に肝腫瘍狙撃生検を行います。

3年目には肝癌に対するラジオ波焼灼術や経皮経肝胆道ドレナージの術者となることができます。各領域のエキスパートからマンツーマンで指導を受けることができるため、専攻医研修3年間で十分なスキルを習得できます。

なお、当院は日本内科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会の認定・指導施設であり、年次に応じて専門医取得が可能です。

常に向上心を持って

専攻医研修の先生には、自ら教科書や文献を調べ、わからないことは積極的に質問し、各分野のエキスパートの手技を数多く見学して勉強する積極的な姿勢を持つように指導しています。皆さんが充実した素晴らしい研修ができるように、私たちは学びやすいシステムや環境作りに努め、全力で指導にあたります。

専攻医研修の3年間は、どのような医師になるかが決まる非常に重要な時期です。消化器内科医としてさまざまな手技を身につけることは当然ですが、目の前の患者さんに寄り添うとともに、絶対に治すんだ、よくするんだという強い気持ちで1例1例真摯に取り組んでほしいと思っています。

当科で研修すれば、消化器内科医としてしっかりとした考え方やスキルが身につきます。自信を持って当科での研修をお勧めしますので、ぜひ一緒に消化器疾患の診療に取り組んでいきましょう。

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