一度、見学にいらしてくださったら当院の魅力を肌で感じていただけると思います
独立行政法人 労働者健康安全機構関西労災病院
KANSAI ROSAIHospital
急性疾患や慢性疾患、がん診療まで幅広く診療できる
初期研修を選ぶにあたって、最初の2年間が今後の医師の基盤になると考え、救急診療にも積極的に参加することができる当院を希望しました。当院の初期研修の特徴として手技や日々の診療を含め初期研修医が経験できる環境ができています。上級医の先生方の丁寧な指導のもと、スタッフの方々にも支えていただきながら初期研修を過ごしました。
どちらかと言えば体を動かす方が性に合っていると感じ、手技もできる診療科に進みたいと思っていた時に消化器内科で研修を行い、多彩な疾患を対象とし超音波、内視鏡などで自ら診断・治療ができること、急性疾患や慢性疾患、がん診療まで幅広く診療できることに魅力を感じたのが、消化器内科を志望した一番の動機です。研修したときの専攻医の先生方は検査や処置に追われ、緊急症例も多く日々大変そうでしたが、若いうちは少しハードな方がいいと思い、引き続き当院の専門研修を希望しました。
着実にできることが増えている実感がある
消化器内科疾患は内科のなかで扱う臓器が最も多く、検査や治療手技も多岐にわたっています。
当院では早い段階からさまざまな手技が研修でき、実際に専攻医研修1年目では上下部消化管内視鏡検査や止血術、ポリープ切除術と段階を踏み、内視鏡的逆行性膵胆管造影や超音波内視鏡検査なども術者として経験しました。
2年目以降は肝処置では経皮的肝生検、肝腫瘍狙撃生検、内視鏡処置ではダブルバルーン小腸内視鏡、各種ERCP関連手技、EUS-FNAなども術者として経験できました。
現在は専攻医3年目ですが、内視鏡的粘膜下層剥離術やラジオ波焼灼術もさせていただいています。少しずつではありますが着実にできることが増えていると実感しています。
分野に偏りなく、疾患別の指導医とペアで診療にあたる
当院での消化器内科の特徴として、消化管、肝、胆膵の疾患ごとにそれぞれの指導医の先生とペアになり診療に当たることが挙げられます。分野が偏らずに研修でき、治療や診断に難渋している症例も密に相談することができます。
また、当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されています。複数の診療科で合同検討会を開催して適切な治療を選択し、チーム医療を行っています。内視鏡治療や手術の適応がない症例でも患者さんに対してQOLや栄養状態を考えながらがん診療に携わることができます。
当院での研修は間違いなく充実したものになるでしょう
当院では症例1例1例に積極的に取り組み、目の前の患者さんに寄り添いながら診療ができる指導体制や環境が整っています。当科の魅力は先に述べたとおりですが、私の拙い文章ではすべてを伝えることができません。一度、見学にいらしてくださったら、その魅力を肌で感じていただけると思います。当院での研修は間違いなく充実したものになるでしょう。是非当院で、一緒に成長していきましょう！
