• 外科専攻医
    2021年卒業

    外科専攻医
    2021年卒業

    中瀬 達也

    中瀬 達也

    Tatsuya Nakase

    Tatsuya Nakase

    「とりあえずやってみて後から振り返りを行い、
    次の機会に活かす」という教育体制が
    非常に自分に適していると感じました。

「とりあえずやってみて後から振り返りを行い、次の機会に活かす」という教育体制が非常に自分に適していると感じました。

手術の方法から術後の管理、緩和ケアに至るまで柔軟な考え方を持つことができる

当院には初期研修医として2年間勤務してから引き続き専門研修を行うこととなりました。マッチングの時点で勤務する病院は症例数が豊富で、手技を数多く経験できる病院が良いと思い、当院を希望しました。実際に2年間勤務してみると、想像よりはるかに多くの症例と手技を経験でき、「講義を聞いて何度も見学を重ねてから」ではなく、「とりあえずやってみて後から振り返りを行い、次の機会に活かす」という教育体制が非常に自分に適していると感じました。ローテーションで外科を回った際にも同様の指導体制であり、徐々に自分が成長していくことが実感できました。

私は専攻医の研修先として、十分な症例を経験でき、上級医の先生が数多くいらっしゃる病院が良いと思っています。症例数が多いということは術後の転帰も多種多様であるということです。良好な経過からすぐに退院する方もいれば、術後合併症から長期入院になる方までいらっしゃいます。そういった時の対応というのは、経験の浅い段階でどれだけ自分で考えて動き、日々の診療を行っていくかで身についていくと考えています。上級医の先生が数多くいらっしゃるということは様々な視点での診療を見ることができる魅力があります。また、手術の方法から術後の管理、緩和ケアに至るまで柔軟な考え方を持つことができると思っています。上記の理由から当院で専門研修を続けようと思いました。

学年に応じた難易度の手術を執刀する機会に恵まれて

当院の外科は上部、肝胆膵、下部からなる消化器外科グループと乳腺外科グループに分かれています。各グループに3名以上のスタッフの先生が常勤しており、専攻医は消化器外科6名、乳腺外科1名の計7名が所属しています。当院の魅力は症例の豊富さ、最先端の手術、充実した教育体制だと考えています。手術に関してはすべてのグループでロボット手術、腹腔鏡手術をメインに行っています。急性腹症などの緊急手術の際には開腹手術も行っており、様々なアプローチ方法での手術を経験することができます。これからの消化器外科医にとってロボット手術は必須の技術だと考えられ、専門研修の間にロボット手術に触れることができるのは大きな魅力だと思っています。数多くの症例数があり、経験豊富なスタッフの先生が前立ちのもと、学年に応じた難易度の手術を執刀する機会に恵まれています。専門研修5年目の先生ともなるとほとんどの手術を安全に、最初から最後まで執刀しています。そういった優秀な先輩の姿を見て自分もこうなりたいと自己研鑽を続けることができますし、実際に目標となる医師像が間近にいるということも自分の進む道が明確になり、非常に充実した日々を過ごしています。

協力し合える高いモチベーションを持った仲間とともに

当院での研修は数多くの症例を経験でき充実したものでありますが、逆に言えば、体力的、精神的に疲弊するタイミングも少なからずあります。外科医という仕事は術前、手術、術後すべてを診る必要があり、忍耐力が必要な仕事だと感じることも多いです。

ただ、一人であれば挫折してしまうような環境でも、同じ環境で仕事を頑張っている先輩、同期、後輩がいることで乗り越えることができると思います。皆で協力し合い、高いモチベーションを持ちながら、専攻医全員がいち早く、手術がうまくなれるように日々切磋琢磨しております。是非一度見学に来ていただいて当院の魅力、雰囲気を感じていただけたらと思います。当院で一緒に成長していきましょう!

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