• 消化器外科副部長
    2006年卒業

    消化器外科副部長
    2006年卒業

    平木 将之

    平木 将之

    Masayuki Hiraki

    Masayuki Hiraki

    やる気がある外科志望の方には、
    必ず満足できる研修が受けられる施設として、
    自信を持ってお勧めできます。

やる気がある外科志望の方には、必ず満足できる研修が受けられる施設として、自信を持ってお勧めできます。

専攻医のうちからのロボット手術経験、充実した学術的・金銭的サポートも

関西労災病院外科では、専攻医が手術手技を身につけるために必要な症例が豊富にあります。当科は、上部、下部、肝胆膵、乳腺の4グループに分かれており、それぞれ2~5名の専門医スタッフによる疾患別診療を行っています。手術は毎日2〜4列行っており、週に3~4件の手術を主治医兼執刀医として経験することができますので、外科専門医プログラムにおける外科専門医取得条件の手術症例数を必ず経験でき、卒業までに外科専門医試験の受験が可能となります。もちろん、専攻医1年目では途中で上級医と交代することも多いですが、3年目の最終学年になれば、多くの手術で執刀医として完遂できるようになります。

阪神南医療圏の中核施設としての地域医療と、地域がん診療連携拠点病院としての高度医療の調和と統合を外科のモットーとしています。消化器外科では、鏡視下手術に加えてロボット支援下手術(ダヴィンチ手術)を2018年から導入しており、多くの症例に適応拡大を進めています。専攻医2年目以降にロボット術者Certificateを取得できるようにしていますので、専攻医のうちから最先端手術を経験しつつ、その技術を習得することができます。

また、当科では外科単独で当直を行っております。スタッフもオンコール制をとっていますので、当直時間帯での急性腹症に対する緊急手術は当番制のもと積極的に行っています。そのため、夜間や休日に主治医が呼ばれることが少なくなり、趣味や家庭のプライベートな時間も確保できています。

研修期間中に、学会発表や論文作成などの学術活動も積極的に行うよう指導しています。そのための学術的・金銭的サポートも充実しています。全ての専攻医が、海外学会発表を含む学会発表を行い、最低でも1本以上の論文を執筆して卒業しています。


一人前の外科医としての臨床スキルや知識、論理的思考が身に付きます

上述のように当院での研修期間は、人生で最も忙しい時期になるかもしれません。しかし、研修に真摯に取り組めば、卒業する頃には一人前の外科医としての臨床スキルや知識、学術的な論理的思考が身に付いているはずです。また、外科専門医プログラムにおける外科専門医取得条件を満たすことができますので、やる気がある外科志望の方には、必ず満足できる研修を受けられる施設として、自信を持ってお勧めできます。

私自身は、専攻医の皆さんに対して手術を含めた治療方針をまずはじっくり考えてもらい、その上でDiscussionを行いながら、1例1例責任を持って治療を進めることをモットーとして指導しています。また、皆さんが数年後に上級医となり指導する立場になった時に、こうなっていたいと思われる外科医を目指しているつもりです。
後期研修の期間は、自分で決めた専門分野での最初の研修であり、長いキャリアパスの中で非常に重要な時期です。ぜひ、当院でたくさんの仲間と切磋琢磨しながら一緒に頑張っていきましょう。

メッセージトップへ戻る

PAGE TOP