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片頭痛に対する治療について①
はじめに、頭痛には急性と慢性があり、これまでに経験したことがないような強い頭痛が急に生じた場合はすぐに救急病院を受診してください。
ここでは慢性の頭痛、いわゆる「頭痛持ち」について説明いたします。コロナ禍ではマスク頭痛というのも言われますが、日本人で最も多いのは「緊張型頭痛」で約20%、次に「片頭痛」で8%程度の有病率と言われています。「緊張型頭痛」は両側性が多く、こめかみあたりの圧迫感や締め付け感で、30分~数日持続することもありますが、悪心や嘔吐はありません。「片頭痛」は必ずしも片側とは限りませんが片側性が多く、拍動するような頭痛で、悪心または嘔吐を伴うことがあり、光や音で悪化します。両者の違いは分かりにくいこともありますが、一般的に「片頭痛」の方が生活支障度は高いです。頭痛時に飲む片頭痛治療薬はありますが、最近、注射の予防薬が使用できるようになり、治療の幅が広がっています。
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