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脳神経外科で行う新しい痛み・しびれの治療② 三叉神経痛の新しい治療「ガンマナイフと鍵穴手術」
前回は片頭痛の新しい治療「片頭痛注射予防薬」についてご紹介しました。今回は三叉神経痛の新しい治療についてご紹介いたします。
顔の半分や口の中が激しく痛む三叉神経痛の患者さんは、比較的多くいらっしゃるのですが、そのうち適切な治療を受けている割合は少ない、と言われております。治療方法としては、主に薬物治療・ガンマナイフ・手術治療の3つがあり、全ての治療から最適な解決法を提案できる病院は限られています。薬物治療が無効の場合は、ガンマナイフ(図左)あるいは、「鍵穴手術(keyhole surgery)」による微小血管減圧術(図右)を行います。鍵穴手術とは、開頭範囲を可能な限り小さくして行う低侵襲手術です。完全無剃毛で行えることもあるため、早期の日常生活復帰も可能となります。
次回は脊椎・脊髄疾患の新しい治療「外視鏡・内視鏡」について掲載する予定です。
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