管理栄養士が紹介する!コンビニ弁当

“コンビニ弁当=太る”、そんなイメージを持っているあなた。きっとそれは選び方のコツをまだつかんでいないから。選ぶときのポイントさえおさえていればそんな心配はいりません。むしろコンビニ弁当のパッケージに書かれているエネルギーや塩分は、健康管理をするうえでフル活用できます!

エネルギーの目安を守る

コンビニのお弁当やお惣菜にはエネルギーやたんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムなどの栄養成分表示がされています。(下記参照)

1食あたりとして適切な量を把握しておくことで、エネルギー管理がしやすくなります。

エネルギーの計算方法(1食あたりの食事量)

recommend_bento01エネルギー○○kcalまたは熱量○○kcalと記載されています。1食あたりの量として適量かを判断するポイントになります。

主食:副菜:主菜=3:2:1になるように

てっとり早く栄養バランスを整える方法は、まず主食・副菜・主菜の3つをそろえることです。そしてその3つの割合を見た目のバランスで、主食:副菜:主菜=3:2:1にすることで、おおよそバランスの整った食事に近づけられるのです。同時に、エネルギーを産生する栄養素であるたんぱく質・脂質・炭水化物の3大栄養素のバランスを理想的な割合(下図:PFC比)に近づけることができるので、様々な生活習慣病の予防などにもつながります。

PFC比:3大栄養素のバランスを簡単に評価するための値

3大栄養素の理想的な割合を守ると、きれいな正三角形を描きます。

1食で野菜が約100gとれるように

1日の野菜の目標量は350 gです。したがって、1日3度の食事でそれを目指すには、1食あたり約100 g以上摂るのが理想です。ちなみに野菜100 gは生の状態であれば両手1杯分、加熱した状態であれば片手1杯分に相当します。

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