関西ろうさい病院 職員向け「一次救命処置」研修会の実施について

2024.02.26

倒れた人が呼吸をしていない時間が長ければ救命率が下がりますので、どんな職種の者であっても早急に対処できるよう、全職員を対象として定期的に「一次救命処置」の研修会を実施しています(講師は救急認定看護師)。

研修会の内容
1)倒れている人を発見したら
 周りの安全を確認し、倒れている人に近づき、反応を確認する。
2)倒れている人の反応がなければ
 119番通報とAEDの手配を周りの人に依頼する。
 誰もいなければ自分で119番通報する。
3)呼吸を確認する
4)呼吸がほとんどなければ、ただちに胸骨圧迫を開始する(救急隊員に引き継ぐまで継続する)
 位置:「胸の真ん中」(真上から)
 深さ:約5㎝ しっかりと(小児は胸の厚さの約1/3)
 速さ:100~120回/分
5)AEDが到着したら
 蓋を開けて電源を入れる。
 音声ガイダンスに従い操作する。

研修会の様子

関西ろうさい病院では、医療安全推進週間の期間、ご来院された方に、一次救命処置の講習会を開催しています。機会がありましたらぜひご参加ください。

 

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