患者さんの個人情報保護について

患者さんへのお知らせ

平成17年4月1日

平成17年4月1日より、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15 年法律第59 号、以下、個人情報保護法と呼びます)が施行されます。これに伴いまして、以下のことを当院のプライバシーポリシーとして、患者の皆様に広くお知らせすることと致しました。

<はじめに>

疾病構造の変化と医療技術の発展は、患者さんと医療従事者とのコミュニケーションをより重要なものとしてきています。当院と致しましても、十分なコミュニケーションをとりつつ医療を行ってまいりたいと存じます。その際には、当然、患者さんの個人情報をいただくことになります。その取り扱いにつきましては、個人情報保護の観点から、厚生労働省の発表した「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」(平成16年12月24日付、平成18年4月21日1部改正)に則り、適切に保護・管理いたします。

情報利用目的

当院では、患者の皆様から、様々な個人情報をいただいております。それらの情報は以下の目的に利用されております。これらの目的外での利用は、ご本人の同意がない限り当院では行わないことと致しております。

1.診療

診療を行うためには、患者さん各々の状況に関する医療情報が必要となります。検査等を外部へ委託する場合には、委託先へ個人情報を提供する場合がありますが、委託先には守秘義務が課せられております。

2.診療報酬請求

保険診療の場合には、患者さんと保険者等に診療報酬を請求いたしております。その際に、保険証の番号やクレジットカードの番号等を利用させていただいております。また、公的扶助のある場合には、国や地方自治体等にも請求させていただく場合がございます。

3.運営

病棟管理や経営管理等の医療機関の運営のために、患者さんの個人情報を利用いたしております。例えば、どのベッドにどの患者さんがいらっしゃるかについては個人情報を利用せざるを得ません。当院では、財団法人医療機能評価機構の病院機能評価を受けておりますが、このような外部評価の際には、個人情報の閲覧が必要な場合もございます。この場合も、担当者には守秘義務が課せられております。また、院内での診療や業務上の評価等(の場合にも、患者さんの個人情報が利用される場合がございます。当院でのがん診療を評価するために行われている『院内がん登録』もその一つです。さらには、医師賠償責任保険会社や医療に関する専門団体等との相談や届出等を行う場合があります。これらの場合でも、それらの組織の外部に個人情報を漏らすことはありません。

4.研究

高度な医療の推進のためには、研究活動が不可欠です。当院は、患者さんの同意を得て行う介入実験研究や、直接のご同意をいただいていない場合にも診療の状況を個人が特定されないような形で後日分析して、研究を行う場合がございます。その結果を学会や学術誌で公開する場合もございます。もちろん、この場合も個人が特定されるようなことがないように十分注意いたします。また、外部の研究者と共同して研究をする場合には、上記ガイドラインに則って匿名化を行い、個人を特定できない形で利用させていただきます。

5.教育・実習

当院は、臨床研修指定病院として、臨床研修医に対する研修を行っております。また、当院附属の看護学校、大阪大学医学部をはじめとする各種医育機関、福祉系の教育機関、自治体の救急隊等からの実習生を受け入れ、教育や実習を行っております。この場合に、患者さんの診療情報を用いる場合がございます。教育を受けるものや実習を行うものには守秘義務を課すことと致しております。

6.法に基づく第3者への提供

当院では、法に基づく個人情報提供要請に対応し、個人情報を提供する場合がございます。『地域がん登録への情報提供』もその一つです。また、法に基づく指導や監査、調査を当院が受ける場合にも、個人情報の閲覧が必要な場合がございます。

7.ご本人やご家族様等への連絡

当院では、ご本人の危険が予想される場合、急変時、診察担当医のスケジュール変更や検査機械等の故障等でご予約が履行できない恐れがある場合にはご本人もしくはご家族の方にご連絡する場合がございます。急変時等では、一部の方にしかご連絡ができない場合もございます。患者さんが意識不明等で、なおかつ同意を本来必要とする診療行為を行うために、ご家族へのご連絡を行い、同意を求めることといたします。ただし、緊急時等で、生命の危険が懸念される場合には、この限りではありません。また、後々まで責任を持った医療を行うため、最後のご来院から長期間経過した後でも必要がある場合、ご様子をご本人またはご家族等にお問い合わせさせていただく場合があります。

8.医療連携

現在では多くの医療が、他の地域医療機関との連携で成立しています。その基礎となる情報の共有化が必要です。「紹介状を書く」ということは、継続的な診療に必要な個人情報を連携先の医療機関にお伝えするということになります。また、患者さんへの医療の提供のために、外部の医師等の意見や助言を求める場合や他の医療機関等からの照会があった場合も個人情報をお伝えする場合がございます。

患者さんの権利

患者さんの個人情報は、これらの目的に利用されますが、一部の目的での利用を拒否することができます。また、個人情報の開示を求めることができます。この場合、閲覧は無料ですが、写しの交付等につきましては、所定の手数料をいただきます。個人情報の誤りにつきましては訂正を求めることができます。ただし、診断名等や事実関係等の記述では訂正ができない場合もあります。また、訂正したことが明確になる形での訂正しかできません。これらの権利行使や御相談につきましては、「医療連携総合センター」で、その営業時間内に受け付けることと致します。さらには、外来診察での呼び出しに際し、個人名ではなく、番号でのお呼出を希望なさる方、入院時に廊下への名札の非掲示をご希望の方につきましては、お申し出いただければ対応いたします。
さらに、当院での個人情報保護に関する対応に関するご不満につきましては、地方公共団体に下記のように苦情受付窓口がございますので、そちらへお申し出いただくこともできます。

尼崎市保健所 保健企画課
住所 尼崎市七松町1‐3‐1‐502
TEL 06‐4869‐3010

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