2021.11.15
遺伝子とがん
私たちの体は、約37兆個の細胞からなり、遺伝子(下図)と呼ばれる設計図によって厳密にコントロールされています。遺伝子に間違いが起きた場合に正しく修正されないと、遺伝子は正しく働くことができなくなり、細胞はコントロールを失ってしまいます。コントロールを失った細胞が起こす病気を「がん」と呼んでいます。コントロールを失うとは、細胞が無限に増え続け、体内のあらゆる場所に移動することを意味します。
次回は2021年11月22日に「がんと遺伝子 ~がん遺伝子パネル検査~②」として”未来の医療「個別化医療」”をご紹介する予定です。