2021.11.29
前回は「がん遺伝子 ~がん遺伝子パネル検査~②」として”未来の医療「個別化医療」”をご紹介しました。内容はこちら。
遺伝子治療の活用
遺伝子の種類によっては、生まれながらにして「がん」になりやすい体質をつくってしまう場合があります。このような場合には、血縁者の方の問題にもつながります。このような遺伝子を引き継いでいるという事実を知ることは精神的な負担になりますが、がんの予防や早期発見のために健診を定期的に受けるという選択肢をとることもできます。遺伝カウンセリングを受けることでこれらの問題に対してサポートが得られます。がんに関する遺伝子検査(図)のメリット・デメリットを知っていただき今後のがん薬物治療のサポートができれば幸いです。遺伝子検査などについて関心のある方は、主治医などへご相談ください。