気をつけたい秋の花粉症

2010.10.25

mask.jpg花粉症は、春だけではありません。秋もまた、花粉症の多い季節です。
春はスギやヒノキの花粉が飛散する時期ですが、秋はなんといってもブタクサによる花粉症が多くみられます。実際、ブタクサによる花粉症患者は、スギ花粉症についで多いといわれます。秋になるとどうも気分が重くなるという人も多いのではないでしょうか。


■秋はブタクサに注意
ブタクサは抗原性が高く、こうしたアレルギー症状が出やすいといわれます。ただし、花粉はあまり遠くまでは飛びません。そのため、予防策としては、ブタクサに近づかないというのが効果的です。このほか、自宅周辺にブタクサが繁殖している場合は、ツボミをつけるまでに除草しておけば、かなり予防できます。
kafun2.jpgブタクサのほか、同じくキク科のヨモギ、クワ科の
カナムグラ、さらにアシやススキといったイネ科の植物も、秋の花粉症の原因となるので注意が必要です。
■鼻粘膜の刺激は禁物
対策としては、鼻粘膜を刺激するものは避けたほうがいいでしょう。具体的にはトウガラシやコショウなどの香辛料、タバコなどが、花粉症で敏感kafun.jpgになっている鼻の粘膜を刺激し、症状を悪化させる原因にもなります。
このほか家のなかでも花粉の多いときは窓を閉め、花粉を湿らせた雑巾で拭きとるなど花粉が舞わない工夫が必要です。
花粉対策をしっかり行い、秋をうまく乗り切りましょう。
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