2011.06.06
気温も上がり夏が感じられる季節となりました。これからは海水浴やバーベキューなど
楽しい行事も増えてくることでしょう。
しかし、楽しい行事と同時に
食中毒の発生件数が最も多くなる時期でもあります。

食中毒とは
細菌やウイルスが付着した食品や、
有害物質の含まれた食品などを
食べてしまった時におこる
腹痛、発熱、下痢、嘔吐などの胃腸炎症状です。
もしも食中毒になってしまったら・・・
下痢や嘔吐を繰り返した場合、
水分が不足し脱水症状を起こしやすくなります。
そのため、水分補給や塩分、糖分などの補給も
忘れずに行うようにしましょう。
また、嘔吐がある場合は
窒息に注意し、吐きやすい体位をとって下さい。
平成23年4月、富山県の焼肉店で和牛ユッケを食べた男女が
発熱や下痢などの食中毒症状を訴え、
腸管出血性大腸菌O157・O111が検出され、
そのうち男児1名(O111を検出)および、
40歳代女性1名と70歳代女性1名がそれぞれ死亡、
さらに福井県でもO111に感染した男児1名が
死亡した事件がありましたが、
食中毒は死に至ることもある病気ですので、
お早めにお近くの医療機関を受診して下さい。
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