2019年度 第1回肝臓病教室を開催しました

2019.06.03

関西ろうさい病院では、2ヶ月に1度、肝臓病への理解を深めていただくために、肝臓病教室を開催しています。2019年度第1回目となる肝臓病教室は、「今こそなおそうC型肝炎」をテーマとして2019年5月23日(木)に開催いたしました。

①最新治療 

関西ろうさい病院 副院長・消化器内科部長 萩原秀紀

「C型肝炎の治療目標」、「C型肝炎の抗ウイルス薬の種類」、「直接作用型抗ウイルス薬(DAA)」、「非代償性肝硬変へのベルパタスビル/ソホスブビル」、「肝炎医療費助成制度」、「DAAの当院での治療成績 」、「SVR後の肝発癌」、「C型肝炎治療ガイドライン」、「C型肝炎治療の流れ」等についてお話ししました。
    


②C型肝炎の治療について

関西ろうさい病院 薬剤師

「C型肝炎の治療方法」、「注射薬(インターフェロン)を使う治療」、「インターフェロンの副作用」、「飲み薬のみの治療」、「相互作用(併用禁忌・併用注意薬)」等についてお話ししました。 

③肝炎治療中の生活について 

関西ろうさい病院 慢性疾患看護専門看護師

「肝臓を労わる日常生活」、「肝臓に負担をかけない食事」、「感染予防のために」、「医療費助成」等についてお話ししました。

講演後は、肝生検、お薬の飲み方等の質問にお答えしました。

次回の第2回「肝臓病教室」は2019年7月25日(木)に開催する予定で、テーマは「ほおっていてはいけない脂肪肝」です。肝臓病教室はどなたでもご参加いただけます。参加費は無料で、事前予約も必要ありません。病気の不安がある方、治療や検査に関心がある方は、ぜひご参加ください。

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