2014.06.09
2014年5月31日「第15回関西ろうさい病院市民公開講座」
併設イベントとして、がん相談会を実施しました。
がん看護専門看護師、がん化学療法看護認定看護師、
医療ソーシャルワーカーが、がんに関する相談を個別にお受けしました。
相談の中で一番多かったのは、
主治医とのコミュニケーションの取り方に悩んでいるというものでした。
「話したいことはたくさんあるけれど、主治医が忙しそうで話しにくい。」
「こんなことを聞いたら、気を悪くされるんじゃないかと思って、聞きたいことが聞けない。」
これらの相談に対しては、
「気を遣わないで聞きたいことは聞いてもらっていいんですよ。」
「聞きにくいことは、家族に頼んで聞いてもらってもいいんですよ。」
「あれも聞きたかったと後悔しないために聞きたいことをメモしていくといいですよ。」
と相談員からアドバイスしました。
医師はとても忙しいので、聞きたいことをまとめて要領良く質問することも大切だと思います。
がん治療にあたっては、様々な悩みを抱えておられると思います。
当院には、がんに関する相談に対して、専任のがん相談員がお話をうかがい、
一緒に考え、解決に向けて患者様・ご家族様をサポートする「がん相談支援室」があります。
また、肺癌、肝・胆・膵臓癌、胃・食道癌、直腸・大腸癌、
乳癌、子宮癌、卵巣癌に対する「セカンドオピニオン外来」もあります。
ひとりで悩みを抱え込まずに、これらをご利用することをお薦めします。
詳しくはこちらをご覧ください。
関西ろうさい病院 がん相談支援室のご案内
関西ろうさい病院 セカンドオピニオン外来のご案内
関西ろうさい病院広報誌「さぷりめんと26号」
乳がん治療と生活の質~当院でのサポート~