左心耳閉鎖術に用いる新たな治療機器(WATCHMAN FLX™)導入のお知らせ

2021.11.01

心房細動はさまざまな合併症を引き起こすまさに全身疾患と言われています。関西労災病院では心房細動に関するあらゆる治療に対応すべく、不整脈科を中心に循環器内科・心臓血管外科・脳外科・脳神経内科・麻酔科など病院一丸となって取り組んでいます。

心原性脳塞栓症の原因となる血栓のほとんどが形成される左心耳をカテーテルで塞いでしまう左心耳閉鎖術は、2019年の国内導入時から施設認定を受けており、すでに実施した多くの症例で抗凝固療法の中止に成功しています。2021年の夏より『WATCHMAN FLX』というより安全性の高いデバイスが使用可能となり、今後はさらに治療適応が広がる見込みです。

出血リスクが高く抗凝固療法の継続が困難な患者様がおられましたら、ご紹介いただきますようお願いいたします。

WATCHMAN FLX


 

関西労災病院 不整脈科のご紹介

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