2013.12.13
本当は怖い 子宮がん・卵巣がん ~もっと知ってほしい!女性のがんのこと~
多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。
当日の様子をご報告いたします。
- 日 時 平成25年12月1日(日)午前10時半~午後0時半
- 場 所 伊丹市立中央公民館
- 参加者 127名
市民公開講座(午前10時半~午後0時半)
座長 産婦人科部長 伊藤 公彦
今日本では、二人に一人ががんになり、三人に一人ががんで亡くなっていきますが、女性は自分自身の身体より、家族や仕事を優先しがちです。今回の市民公開講座を、婦人科がんを正しく知り、予防や早期発見に努めるきっかけにしてくださいとお話ししました。
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「子宮頸がんってどんな病気?~予防ワクチンの現状と検診のススメ~」
産婦人科医師 尾崎 公章 子宮頸がんとはどんな病気であるか、検診の重要性、予防ワクチンの安全性などについてお話ししました。子宮頸がんは早期に発見すれば、子宮温存や完全治癒などが期待できるため、ぜひ検診を受けてほしいと呼び掛けました。
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「意外と知らないピルの効果~避妊、生理痛軽減、がん予防まで~」
産婦人科副部長 田島 里奈 ピルというと、一般的には避妊目的で使用するものだと認識されていますが、避妊以外の効果について“ピルの秘密TOP10”として紹介しました。参加者からは、「ピルを服用しているが、がんを予防する効果があるとは知らなかった」といった驚きの声をいただきました。
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「子宮がん・卵巣がん これを知ればもう怖くない」
産婦人科副部長 堀 謙輔 事前に参加者からいただいたご質問に回答しながら、子宮がん・卵巣がんの治療について説明しました。また、緩和ケアの観点から、「がん治療の最大の目的は、患者様がより有意義な時間を過ごせるようお手伝いすることです」とお話ししました。