2013.08.20
「知って安心!おしっこの病気
~前立腺がんから尿失禁まで~」
当日の会場の様子
多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。当日の様子をご報告いたします。
- 日 時 平成25年8月3日(土)午後1時~午後3時30分
- 場 所 尼崎市アルカイックホール・ミニ
- 参加者 130名
市民公開講座(午後1時~3時30分)

総合司会 泌尿器科部長 川端 岳
- 「男性のおしっこのトラブル―前立腺肥大症を中心に―」
第三泌尿器科部長 田口 功
泌尿器の仕組みや代表的な泌尿器疾患を説明したのち、前立腺肥大症の症状、検査、治療についてお話しました。人に相談するのは恥ずかしいと躊躇うかもしれませんが、排尿障害は生活の質をも左右するものであるため、医師に相談してほしいと参加者に語りかけました。
- 「知りたい!前立腺がん」
第二泌尿器科部長 岡本 雅之
罹患率、死亡者数ともに増加傾向にある前立腺がんについてお話しました。前立腺がんの治療法には、手術、放射線、内分泌療法等があり、また、ひとえに手術と言っても、開腹、内視鏡と様々であるため、それぞれのメリット・デメリットを挙げて治療の説明を行いました。
- 「おしっこの漏れで困っていませんか?」
- 看護師(排尿機能検査士)
大下 歩、松浦 初美
大下看護師から女性の尿漏れについて、松浦看護師から男性の尿漏れについてお話しました。尿漏れを予防するための生活習慣や「骨盤底筋体操」を紹介し、できることから始めましょうと呼び掛けました。
- 骨盤底筋体操の実演
ジム&スタジオNeeDSトレーナーの松下優子さんに骨盤底筋体操の実演を行っていただき、来場者も一緒に体操を実施しました。プロのトレーナーの説明はとても分かりやすく、「ぜひ家でもやってみようと思った」という声を参加者からいただきました。



- 質疑応答
当日参加者からいただいた質問から10問をピックアップし、講師が回答しました。

- 失禁などの症状が出るのを遅らせる方法があれば教えてほしい
- 前立腺肥大と云われたが、自覚症状がない。ゆっくり進むというがいつ頃発症するのか
- 検査方法、治療方法いろいろ説明されたが、労災病院ではどの方法を行うことができるのか
健康相談(正午~午後1時)
開演前の1時間を利用して、看護師、薬剤師及び管理栄養士による健康相談を実施しました。6名の相談員で、約30名の来場者の相談をお受けしました。


