『災害避難で知っておきたいリハビリテーション』第3回かんろうリハビリ教室参加者募集のお知らせ

2018.07.18

『災害避難で知っておきたいリハビリテーション』

関西ろうさい病院では、「かんろうリハビリ教室」を開催しています。第3回目となる今回は、『災害避難で知っておきたいリハビリテーション』をテーマに開催いたします。

この度の「平成30年7月豪雨」により、今なお多くの方が学校の体育館などで避難生活を送られています。災害時に救われた命が、その後の避難生活のために体調を崩し、持病の悪化などにより命を落とす「災害関連死」が問題となっています。2016年の熊本地震では、地震発生後、避難所を避けて車中泊をされていた方がエコノミークラス症候群（急性肺血栓塞栓症）で亡くなられたということがありました。このニュースで、エコノミークラス症候群という名前を耳にされた方も多いかもしれませんが、車中泊に限らず避難所でも発症するリスクがあります。避難所では極端に運動量が落ち、トイレに行く回数を減らすために水分摂取を控えるといったことが原因です。

今回のセミナーでは、避難生活における体調管理や栄養管理、リハビリテーション、口腔ケア等について開催いたしますので、この機会にぜひご参加ください。