2019.05.15
メニエール病や遅発性内リンパ水腫によって生じるめまいには、投薬治療の効果が少なく難治性である場合があり、中耳加圧治療あるいは手術を行うことが勧められていました。海外で効果が確認されている中耳加圧治療機器は、今まで日本国内で未承認だったため、中耳加圧治療は保険適応ではありませんでしたが、日本国内で開発された中耳加圧装置が2018年9月に薬事承認され保険適応となり、2019年5月より関西ろうさい病院でも取り扱いを開始しました。診察や検査ののち治療効果をみながら適応を決定しますので、まずは担当医までお問い合わせください。