出生前遺伝学検査について②

2016.11.28

出生前遺伝学検査の特徴についてはこちら

                    
ブログ37号遺伝学検査画像①  ■どんな人が検査の対象となりますか?
  
 ①分娩時に35歳以上の高齢妊婦
  (凍結胚移植による妊娠の場合は、採卵時の年
   齢が34歳2ヶ月以上)
 ②21,18,13トリソミーの赤ちゃんを妊娠・出
   産したことがある妊婦
 ③胎児が21,18,13トリソミーのいずれかであ
   る可能性が高い妊婦

いずれかに該当した場合、妊娠10週から検査を受けることができます。

 

 ■検査を受けるにはどうしたらいいですか?ブログ37号遺伝学検査画像②

出生前に胎児の病気を見つけることは、胎児の生命に関わる多くの課題を含んでいます。検査を受ける前に、検査の特性・方法・リスク・わかることとわからないこと・意義を十分理解し、ご夫婦でよく相談して、自らの意志で検査を受けるかどうか判断する姿勢が大切です。また、検査費用は保険がきかず全額自費になります。当院の場合は産婦人科遺伝子外来にて遺伝カウンセリングをご夫婦で受けていただく必要があり、遺伝カウンセリングを含め約20万5千円です。出生前遺伝学検査について詳しくは遺伝学を専門とする医師(臨床遺伝専門医)にご相談ください。

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