糖尿病スクールを開催しました

2016.06.20

関西ろうさい病院では、毎月糖尿病スクールを行っています。
今回は、6月16日(木)に「ピロリ菌」「調味料と塩分」「口のケア」をテーマに、
尼崎市の江崎医院・江崎弘彦先生に特別講演を行っていただきました。


特別講演 ピロリ菌と除菌療法

ピロリ菌の説明と発症のリスク、また除菌療法について、江崎先生にお話しいただきました。
井戸水、下水などに潜んでいるピロリ菌は、上下水道が十分完備されていなかった時代に
生まれた団塊世代以前の人ほど感染率が高く、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、また胃癌を発生させる
ケースもあります。

今回の講座では、これらの病気を発生させるリスクを減らすための除菌療法に焦点を当て、
薬の正しい服用の仕方や除菌療法の副作用などについてわかりやすくご説明いただきました。

1種類の胃酸分泌を抑える薬と、2種類の抗菌薬の合計3錠を同時に1日2回、
7日間正しく服用することにより、除菌の成功率が75%(最近では90%)になるなど、
ピロリ菌の除去がいかに身体に良い効果を与えるかがよくわかる内容でした。

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②調味料と塩分

一日に摂取する食塩は6g未満が理想とされていますが、平均的な摂取量は10gと言われています。
この講座では、参考画像を元に、食塩をいかに抑えるべきかを管理栄養士より説明いたしました。

食べる際の主なポイントは、「ラーメンなどのスープは残す」、「味の追加は一口食べて
から考える」、「お漬物を控える」の3つです。これらのポイントを押さえることによって、
摂取量を6gに抑えられるということです。
作る際のポイントは、新鮮な食材を使う、だしの塩分に気をつける、香りを楽しむなどが挙げられ、
笑いもありつつ私たちの食生活を見直すきっかけとなる内容でした。

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③口のケア

私たちが身近につかう歯磨き剤や洗口剤について、歯科衛生士より説明いたしました。
医薬部外品歯磨剤の薬用成分の効果には、主に虫歯の発生や進行の予防、歯肉炎・歯周炎の
予防などが挙げられ、歯磨きの成分が落ちないよう、うがいは1~2回が理想だということです。

また口だけでなく舌の清掃についても取り上げ、舌ブラシで1方向(奥から手前)に3回程度、
1日1回磨くことが大切と説明いたしました。

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いずれのテーマでも講座の後には質疑応答の時間が設けられ、ご参加いただいた皆さんから
多くの質問が寄せられました。

次回の講座は平成28年7月21日(木)、場所は管理棟2階C会議室で行われます。
参加は、事前申込み不要ですので、是非ご参加ください。

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