ドライアイ②

2016.12.12

ドライアイの特徴とドライアイチェックシートについてはこちら

■治療方法は?

ドライアイの治療には点眼薬による治療と涙点閉鎖による治療があります。

点眼薬は従来、涙に近い成分をもつ人工涙液や、角膜の傷を修復するヒアルロン酸を含む点眼薬が使われていました。近年、ジクアス®やムコスタ®といった涙の質を改善させる点眼薬も開発され、重症ドライアイ患者さんの症状改善に役立っています。

点眼薬で効果が得られない場合は、涙点閉鎖による治療を行います。涙の排出口である涙点を閉じ、涙の流出を抑えて、涙を目の表面に十分にためる方法です。涙点にシリコンやコラーゲン製の涙点プラグを挿入します。最近の涙点プラグは快適性に優れ、痛みや違和感はほとんどありません。その他、涙点を縫い合わせる涙点閉鎖術もあります。

ドライアイ①

ドライアイは慢性疾患であり、一度症状が改善したからといって治療を中断すると症状が再燃してしまいます。症状が改善しても、ドライアイが治ったと判断せずきちんと通院することが必要です。

                                                     
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