いざという時に役立つ、心肺停止時の救命・AED使用方法

2018.01.09

もしも突然、あなたの目の前で人が倒れたら、どうしますか?

・心肺蘇生の手順:       
①反応がなければ、大声で叫ぶ
⇒119番に電話とAED手配
②呼吸がなければ、
⇒胸骨圧迫

 胸骨圧迫のポイント:「強く、速く、絶え間なく」
  胸骨圧迫は、止まった心臓の代わりに脳と心臓に血液を送る唯一の方法です。
  位置:胸骨の下半分のところ(乳頭を結んだ線の中央)
  深さ:約5cmしっかり沈むくらい
  速さ:1分間に100~120回のペース
③AEDが到着したら、
⇒まず電源を入れ、音声メッセージに従って操作を行う。
   
④救急隊が到着するまで心肺蘇生を続ける 

  • みなさんの救命処置で救命の可能性が広がります。

(図はすべて日本AED財団ホームページより)

◎胸骨圧迫とは?
 従来、心臓マッサージと呼ばれていましたが、心臓自体をマッサージするのではなく、胸骨を圧迫して血液を全身に送るので「胸骨圧迫」に変わりました。

◎AED(自動体外式除細動器)とは?
 心臓突然死の原因となる心室細動という不整脈を診断し、必要な場合は電気ショックにより心室細動を止める装置です。

 

 

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