特色・方針
スタッフを増員し、救急医療のさらなる充実化を図ります!

救急部(初療室)

夜中の救急初療
尼崎の救急医療の情勢は大きく変わってきています。他府県と比較すると随分と恵まれていると言われるような環境となってきました。しかし、その一方で市内の救急搬送数は年々増加し続けており、さらに近隣の他都市の救急医療の現況を考えると、現場は厳しい状況であることに変わりはありません。
そんな中、当院救急部では、ICUをはじめとした院内スタッフとともに院内外の救急医療体制の整備に日々努めております。医師の増員、救急外来スタッフの主要メンバーの固定化などにより、これまで以上に初療体制は充実しつつあります。さらに診療看護師が就任し、医師・看護師間の業務を円滑にするために日々活躍してくれ、新たな分野を切り開いてくれています。

ラピッドレスポンスカー
(ドクターカー)

診療看護師スタッフ

ユニフォームのエンブレム
「私たちは心血を注いで
救急患者の救命に努めます!」
搬送については、近隣の医療機関、消防機関の皆様のおかげで救急車受け入れ台数は年々増加しております。
また平成29年1月よりドクターカーの運用を開始しました。病院前で危機的状況にある傷病者に対し、より早く診療を開始し、救命を達成することができると考えています。
診療内容については、ガイドラインに基づいた心肺蘇生、蘇生後の集中治療管理、脳卒中に対する血管内治療も含めた専門治療、体温異常・代謝異常・電解質異常などの内因性救急疾患の全身管理、重症急性膵炎に対する外科的治療も併せた集学的治療、敗血症に対する血液浄化療法、さらにはARDSといった重症呼吸不全に対するECMOなどを用いた呼吸管理など多岐にわたっております。また軽症外傷に対する処置から重症の体幹部外傷による出血性ショックに対する緊急手術にも対応することが可能です。

低体温療法施行中

複数のモニターを用いて
循環動態を的確に評価

一新されたICUベッド
診療実績(平成31年度)
救急車搬入数(救急部)
3,324台/年
新入院患者数
1,624人/年
心拍再開(蘇生)成功数
31/125件
症例別入院患者数

救急搬入入院患者数(救急部)

CPA(来院時心肺停止)搬入数、その心拍再開した数

● 救急部学術業績 (PDFファイル)
スタッフ
髙松 純平(たかまつ じゅんぺい)
役職 | 救急部長 |
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資格等 | 日本救急医学会 救急科専門医・指導医 日本集中治療医学会 集中治療専門医・評議員 日本外科学会 専門医・指導医 日本外傷学会 外傷専門医・評議員 日本DMAT隊員 ICLSインストラクター JATECインストラクター ITLSインストラクター ATOMインストラクター SSTTインストラクター FCCSプロバイダー MIMMSプロバイダー 社会医学系専門医協会 指導医 日本医師会認定 産業医 |
橋本 佳周(はしもと よしちか)
役職 | 救急部副部長 整形外科副部長 |
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資格等 |
岡本 慎(おかもと しん)
役職 | 救急部副部長 循環器内科副部長 |
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資格等 |
救急部医員: | 石原 隆行(いしはら たかゆき) |