白内障①

2018.06.18

白内障ってどんな病気?

 白内障は、眼の中のレンズ(水晶体)が白く濁ってくる 病気です。それにより外からの光が眼の中に十分に入らなくなり、物が見えにくくなります。原因は加齢性、糖尿病性、アトピー性、薬剤性などがあります。初期の段階ではこれと いった症状はありませんが、進行すると視力の低下や、眼のかすみ、まぶしい、片眼で見ても二重に見えたりすることがあります。
 また加齢性の白内障は、50代で40~50%、60代で60~80%、70代で90%程度、80歳以上になるとほぼ100%と言われています。

 

 

 

 

 

 

予防と治療について

 タンパク質の酸化により水晶体が濁ることが白内障の原因のひとつであり、帽子やサングラスなどで紫外線から眼を守ることで酸化を防ぐことができます。また、体内で発生する活性酸素もタンパク質の酸化の原因となりますので、抗酸化力の高いビタミンCやビタミンEなどを摂取するようにし、活性酸素の発生を防ぐようにしましょう。
 治療には、薬(点滴薬)よる治療と手術があります。薬により、進行をある程度遅らせることはできますが、水晶体の濁りをなくし、視力を回復させるには手術が必要となります。

次回 平成30年6月25日に「白内障の手術」について、ご紹介する予定です。

 

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