グリーンライトレーザー導入のお知らせ①前立腺肥大症とは?

2012.04.09

前立腺肥大症に対する
新たな手術治療法として、
最新型のグリーンライトレーザーシステム
2012年1月に導入しました。
日本では現在5台が稼働中で、
関西地方では初の導入となります。
前立腺肥大症とは?
膀胱の下にある前立腺が肥大して、尿道を圧迫し、
尿の切れが悪い、出にくい、頻尿などの
排尿障害を起こす病気です。
中年以上の男性がかかる最も多い病気の一つです。
前立腺とは?
男性のみに存在する器官で、
生殖に不可欠な前立腺液を分泌しています。
膀胱のすぐ下にあり、その真ん中を尿道が通っています。
正常な前立腺は、栗の実位の大きさです。
前立腺肥大症の治療とは?
大きく分けて、薬物療法手術療法があります。
症状が中等度までの患者様は、お薬で症状が軽減されますが、
重症の場合には、手術が選択されることが多く、
現在は主に電気メスを用いる
経尿道的前立腺切除術(TUR-P)が行われています。
しかしこの方法は、出血などの問題や、
術後3~4日間尿道に管(カテーテル)が入るため、
1週間以上の入院が必要となります。
このような背景から、“より患者様に優しい治療を”とのコンセプトのもと、
グリーンライトレーザーによる光選択的前立腺蒸散術(PVP)が開発され、
2011年7月に保険適応が認められました。
来週4/16に、グリーンライトレーザーによる光選択的前立腺蒸散術(PVP)
について詳しくお伝えいたしますので、ぜひご覧ください!

関西ろうさい病院 泌尿器科のご紹介
かんろう.ねっと特別号- 前立腺肥大症に対する最新の手術治療法 グリーンライトレーザー導入-
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