2012.04.26
内視鏡検査・治療は進歩、高度化し、現在の医療においてその重要性は益々高まっています。

当院の年間消化器内視鏡検査件数も6,500件以上にのぼり、
増加し続ける需要に対応するため、
2012年2月に外来棟2階の内視鏡室を1階に移転・拡大し、
『内視鏡センター』としてリニューアルいたしました。
新しい内視鏡センターは、患者様と医療スタッフの動線を考慮したレイアウトとし、
患者様のプライバシーにも配慮して
独立した4室の検査室を設けました。


このうちの2室は広さに余裕を持たせ、
消化管出血などの緊急症例や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの
高度化した処置にも対応できるようになっています。

外来患者様の鎮静下内視鏡検査も可能となり、
8台のリカバリーチェア機能を持つ
移動式検査・診察台を採用して、
鎮静下検査を受けた患者様は検査後そのまま
リカバリースペースへ移動できるようにしました。
医療安全と感染制御にも配慮して内視鏡洗浄室を独立させ、
専任の洗浄スタッフがガイドラインに基づいた洗浄を行っています。
今後も先進的で充実した内視鏡検査・治療を提供するため、
スタッフ一同努力してまいります。
関西ろうさい病院 消化器内科のご紹介
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かんろう.ねっと№6―大腸がんに対する腹腔鏡手術 当院ではもはや標準手術―
かんろう.ねっと№3
―新しく誕生した消化器内科~肝疾患診療、消化器がん診療、内視鏡治療での地域医療への貢献を目指して
―食道がんの治療について~最近の動向と当院の取り組み~
―胃がんに対する腹腔鏡手術~低侵襲治療への取り組み~