外科

地域医療と高度医療-その調和と統合-

当院の外科は、阪神南医療圏における急性期医療(特に「がん診療」)の中核施設としての役割を維持・発展すべく、経年的に有能な人材の確保とともに診療体制の強化を行ってきました。現在のスタッフは、消化器外科(上部消化管:3名、下部消化管:5名、肝胆膵領域:4名)の12名と、乳腺外科:2名の計14名およびレジデント7名で診療・研究・教育に従事しています。消化器外科では積極的なロボットを用いた腹腔鏡下手術により、また乳腺外科ではセンチネルリンパ節生検を導入した積極的な乳房温存術により、患者さんにとって優しい治療の提供を実践しています。

日本外科学会、日本消化器外科学会、日本乳癌学会の認定施設であり、1・2年次の初期研修医、3年次以降の後期研修医や、関連施設からの卒前教育実習も受け入れております。スタッフはそれぞれの帰属学会の指導医、専門医や認定医の資格を取得しており、科学的根拠に基づいた診療を行うことを基本とし、不確かなことについては質の高い臨床試験に積極的に参加して、新たなエビデンスの発信にも心がけています。

またそれぞれの対象疾患の関連診療科で実施しているキャンサーボードや領域の専門・認定看護師や関連職種を組み込んだチーム医療でも中心的な役割もはたしており、診療レベルの向上とともに、患者さんの満足度や医療安全の面でも評価されています。

手術件数

外科手術件数

悪性腫瘍の手術件数

診療・研究の紹介

消化器外科

上部消化器外科(食道・胃)

食道がんの治療は進行度に応じ内視鏡的粘膜切除から切除術、化学放射線治療など集学的治療が必要になります。消化器外科、消化器内科、放射線治療科3科合同のカンファレンスを毎週行い、個別の治療方針を検討しています。そのうえで患者さんに十分なインフォームドコンセントを行い、治療を選択し実施しています。当院は県内で6施設しかない日本食道学会認定の食道外科専門医認定施設で、食道外科専門医が1名おります。2023年は、手術症例が23例でした。23例全例に患者さんの負担が少ない鏡視下手術もしくはロボット支援下手術を実施しています。ロボット支援下手術は、通常手術と比べ繊細な操作と安定した視野を得ることができるため、難易度が高い食道切除に有用ではないかと考えられております。また、胃を用いて再建する際にも、腹腔鏡下での再建手術を採用しており、より傷の小さな低侵襲な手術を実施しております。縦隔鏡手術も2021年より導入し、高齢者や心肺機能が低下している患者さんにも負担が少ない手術を提供できるよう取り組んでおります。またJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)という国立がん研究センターや厚生労働科学研究費に基づいて運営されている研究組織に所属し、全国の専門施設とともに最新治療のための臨床研究を行っています。

胃がんの2023年の手術症例は74例でした。当院では2017年から進行癌にも腹腔鏡手術の適応を広げており、その結果鏡視下手術率が2022年は95%以上になっています。また切除後の再建(吻合)操作を完全に体腔内で行う完全腹腔鏡下手術も実施しております。2017年9月からは次世代の手術といわれるロボット支援下の胃切除を開始しました。ロボットの利点を生かすとより繊細な手術操作が可能になることから従来の腹腔鏡手術よりも合併症が少ないといわれています。2018年4月からは保険適応となり、2022年は41例のロボット支援下胃手術を行い、良好な治療成績が得られています。進行胃がんに対しては腹膜転移診断のための審査腹腔鏡検査を積極的に行って、正確な進行度診断と進行度に沿った治療法の選択に取り組んでいます。その他にも新薬を含めた様々な企業治験にも参加しています。JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)はじめ多施設共同臨床研究にも積極的に参加し、高度進行・再発胃がんにも積極的に化学療法を実施し、効果をあげています。

胃GISTは稀な疾患ではありますが、胃がんと同じく悪性疾患であり、各種抗癌剤治療、手術的治療が必要となります。当院ではGISTガイドラインに従い、術前治療や腹腔鏡を用いた積極的治療に取り組んでおります。手術的侵襲を減らすため、単孔式腹腔鏡手術や腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)も採用しております。

良性疾患では、食道裂孔ヘルニアに対しては腹腔鏡下手術を行っています。また、胃・十二指腸潰瘍穿孔に対する腹腔鏡下の緊急手術、食道癌や胃癌による狭窄例に対するステント挿入術、経口摂取不能症例や頭頸部癌の化学放射線治療症例に対する内視鏡的胃瘻造設術も実施しています。

上部消化器外科の詳細はこちら

上部消化器外科担当医 杉村 啓二郎、勝山 晋亮、湯川 芳郎

下部消化器外科(小腸、大腸)

大腸がんに対しては、一人ひとりに合わせた体に優しい真のオーダーメイド治療を行っています。急性腹症に対する緊急手術や、ヘルニア・直腸脱など良性疾患に対する治療にも、腹腔鏡手術を積極的に導入しています。

大腸がんの治療に関しては、体にやさしい治療方法を選択し、最近では約97%を腹腔鏡もしくはロボット支援手術で治療しています。また直腸がんに対しては、究極の肛門温存手術である肛門括約筋間切除術(ISR)を行い、人工肛門を付ける手術は大変少なくなっています。

2023年の下部消化器外科手術症例は良性疾患も含め429件で、大腸がん262例のうち254例を腹腔鏡手術(ロボット支援を含む)で行いました。そのうちの125例がロボット支援手術でした。その内訳は直腸がんに対し73例、結腸がんに対し52例で年々増加傾向です。下部直腸がんに対して肛門括約筋間切除術(ISR) は8例、直腸切断術(APR)は7例施行しました。

切除不能・再発大腸がんに対しては、腫瘍内科の医師と共に開発治験を含めた最新の治療方法を導入し、新しい治療方法の開発も積極的に行っています。加えて副作用対策をチームで行い体に優しい化学療法を行っています。

手術実績

部位別

 

下部消化器外科部位別手術実績

アプローチ別

 

下部消化器外科アプローチ別手術実績

下部消化器外科の詳細はこちら

下部消化器外科担当医 村田 幸平、畑 泰司、平木 将之、柳澤 公紀、在田 麻美

肝・胆・膵外科(肝・胆・膵・脾)

肝胆膵疾患の2023年の年間手術件数は約280例、肝胆膵・悪性疾患の年間手術件数は約170例(肝癌切除72例、胆道癌切除22例、膵癌切除51例、その他21例)です。日本肝胆膵外科学会高度技能専門医制度・認定修練施設(A)を取得し高難度肝胆膵外科手術を施行しています。

治療方針は基本的に肝癌・膵癌・胆道癌診療ガイドラインに沿い、科学的根拠に基づいた治療を行っています。また消化器内科、放射線科と共にCancer Boardを立ち上げ院内検討会を行い、治療方針を決定しています。切除術式は、根治性を確保した上で整容性に優れたロボット支援下手術、腹腔鏡下手術を積極的に導入しています。肝癌は腹腔鏡下肝切除術、ロボット支援下肝切除術(年間約60例)から高度脈管浸潤を伴う進行癌に対する切除術(門脈腫瘍栓摘出、下大静脈腫瘍栓摘出再建)まで施行しています。膵癌は血管合併切除を含む積極的切除に加え、術前化学療法・化学放射線療法の多施設共同研究に参加し、治療成績の向上に努めています。また化学療法の進歩に伴い切除不能膵癌が切除可能となる場合もあり、コンバージョン切除にも取り組んでいます。胆道癌は、肝門部胆管癌に対する拡大葉切除・胆道再建、中下部胆管癌に対する膵頭十二指腸切除など積極的切除に努めています。また低侵襲手術として、低悪性度膵腫瘍(膵管内乳頭粘液性腫瘍、粘液性嚢胞腫瘍、膵神経内分泌腫瘍)、早期の中下部胆道癌、早期の膵癌に対して、ロボット支援下膵頭十二指腸切除、ロボット支援下膵体尾切除を施行しています。

良性疾患の年間手術件数は約120例で、腹腔鏡下胆嚢摘出術や腹腔鏡下胆管切石術を中心に、特発性血小板減少症(ITP)や脾機能亢進症に対する腹腔鏡下摘脾術などの低侵襲手術に心掛けています。また成人の先天性胆道拡張症(膵・胆管合流異常)に対するロボット支援下手術を施行しています。

肝胆膵悪性腫瘍切除症例数

肝・胆・膵外科の詳細はこちら

肝・胆・膵外科担当医 武田 裕、岩上 佳史、木下 満、新毛 豪

乳腺外科

手術について

乳癌の年間手術件数は約200例です。

乳房温存術の割合は約40~50%です。乳房全切除術が必要な場合、希望に応じて、形成外科と連携し乳房再建を行っています。術前診断で腋窩リンパ節転移陰性の場合、センチネルリンパ節生検を行い、腋窩リンパ節郭清の省略に努めています。センチネルリンパ節生検は、色素法・RI法の併用が可能で、同定率は単独法より優れています。一定の条件を満たす場合は、センチネルリンパ節転移陽性症例にも郭清省略を導入しています。

薬物治療について

最新のエビデンスに則り、カンファレンスで検討した上で、患者さん一人一人に合わせた治療を提案しています。周術期薬物治療における最近の代表的エビデンスとしては、例えば以下のものがあり、積極的に導入しています。

  • 再発高リスク乳がんに対するdose-dense化学療法
  • 術前化学療法によるレスポンスガイドセラピー(HER2陽性乳癌・トリプルネガティブ乳癌)
  • 高リスクトリプルネガティブ乳癌に対する術前・術後免疫療法
  • BRACA遺伝子変異陽性乳癌に対するPARP阻害薬
  • ホルモン陽性HER2陰性の再発高リスク乳癌に対するCDK4/6阻害薬
  • ホルモン陽性HER2陰性乳癌に対するTS-1療法
  • Oncotype DX(多遺伝子アッセイ)による化学療法の決定

放射線治療について

乳房温存術後には放射線治療(5〜6週間)を原則とし、乳房全切除術でも再発危険群には放射線治療を勧めています。
早期乳癌に対しては、3週間程度で完遂する寡分割照射も導入しています。

その他

初診日に組織診(針生検・吸引式組織生検)まで行い、通院負担の軽減や早期診断に努めています。
術前検査は全て外来で行い、手術前日に入院、術後の入院期間は乳房温存術で2〜3日、乳房全切除術では7〜10日程度です。
術後フォローアップに際しては、地域の乳腺専門クリニックとの地域連携に積極的に取り組んでいます。
遺伝性乳がん卵巣がん症候群についての遺伝学的検査が、2020年より保険診療となりました。保険診療には一定の条件がありますが、希望者には検査を行っています。

遺伝カウンセリングの詳細は遺伝子診療科ページをご覧ください。

乳腺外科の詳細はこちら

乳腺外科担当医 大島 一輝、安野 佳奈

 

外科学術業績 (PDFファイル)

スタッフ

<消化器外科>

上部消化器外科

杉村 啓二郎(すぎむら けいじろう)

副部長:杉村 啓二郎

役職 上部消化器外科部長
専門分野 食道外科・食道がん胸腔鏡手術・集学的治療
胃がん・内視鏡治療 腹腔鏡下手術
略歴 平成14年 大阪大学卒業
平成21年 大阪大学大学院消化器外科
平成25年 大阪国際がんセンター食道外科で8年勤務
令和3年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医・評議員
日本食道学会食道外科専門医・食道科認定医・評議員
日本内視鏡外科学会技術認定医(食道)・評議員
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本救急医学会救急科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
医学博士(平成25年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

勝山 晋亮(かつやま しんすけ)

勝山 晋亮

役職 医員
専門分野 食道・胃外科
がん治療
略歴 令和2年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医(胃)・ロボット支援手術プロクター(胃)
日本食道学会食道科認定医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医
日本静脈経腸栄養学会/日本外科代謝栄養学会NST医師 手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
近畿外科学会評議員
医学博士
緩和ケア研修会修了

湯川 芳郎(ゆかわ よしろう)

湯川 芳郎

役職 医員
専門分野 食道・胃外科
がん治療
略歴 令和6年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医
Certificate of da Vinci System Training As a First Assistant
緩和ケア研修会修了
下部消化器外科

村田 幸平(むらた こうへい)

副院長・外科部長:村田 幸平

役職 副院長・外科部長
専門分野 消化器外科
大腸癌の治療
腹腔鏡手術
がん薬物療法
略歴 昭和61年 大阪大学卒業
平成6年 米国イエール大学医学部外科研究員
平成6年 米国ヴァージニア大学医学部細胞情報センター主任研究員
平成9年 大阪府立成人病センター消化器外科
平成16年 市立吹田市民病院外科
平成29年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医・指導医・代議員
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医・評議員
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医・評議員
日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医・指導医・評議員
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)・ロボット支援手術プロクター(直腸・結腸)・評議員
日本ロボット外科学会 Robo-Doc Pilot(国内B級)
ダヴィンチサージカルシステム認定医
社会医学系専門医協会社会医学系専門医
日本医師会認定産業医・健康スポーツ医
近畿外科学会評議員
大腸癌研究会世話人
大腸癌治療ガイドライン作成委員・規約改訂委員
日本癌局所療法研究会世話人
厚労省がん臨床研究事業分担研究者
JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)メンバー
兵庫医科大学臨床教育教授
大阪大学臨床教授
医学博士(平成6年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了
臨床研修プログラム責任者養成講習修了
両立支援コーディネーター研修修了

畑 泰司(はた たいし)

下部消化器外科部長:畑 泰司

役職 下部消化器外科部長
専門分野 大腸がん手術
低侵襲(腹腔鏡、ロボット)手術
大腸がん薬物療法
静脈血栓塞栓症
略歴 平成9年香川医科大学(現 香川大学)卒業
平成9年大阪大学大学院病態制御外科
平成9年NTT西日本大阪病院外科
平成12年大阪府立千里救命救急センター
平成13年大阪大学大学院病態制御外科
平成16年大阪大学附属病院消化器外科
平成17年市立豊中病院消化器外科
平成24年大阪大学大学院消化器外科学
平成31年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・評議員
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医・指導医・評議員
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医・代議員
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)・ロボット支援手術プロクター(直腸)・評議員
日本腹部救急医学会腹部救急認定医・教育医・評議員
日本静脈学会弾性ストッキングコンダクター・評議員
日本臨床外科学会評議員
日本外科系連合学会評議員
近畿外科学会評議員
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会 ストーマ認定士・評議員
関西ストーマ研究会世話人
大阪大学大学院医学系研究科次世代内視鏡治療学共同研究講座招聘准教授
ASCO(American Society Clinical Oncology)Active member
EAES(European Association for Endoscopic Surgery)member
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
医学博士(平成18年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

平木 将之(ひらき まさゆき)

平木 将之

役職 副部長
専門分野 消化器外科(大腸・ヘルニア)
略歴 平成18年 八尾市立病院
平成23年 大阪大学大学院医学研究科
平成27年 米国ハーバード大学ダナ・ファーバー癌研究所
平成29年 市立伊丹病院
令和2年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医
日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医・評議員
日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)・ロボット支援手術プロクター(直腸・結腸)・評議員
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
産業医科大学認定産業医
近畿外科学会評議員
大阪大学医学系研究科病理学教室招聘教員
医学博士(平成27年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

柳澤 公紀(やなぎさわ きみのり)

柳澤 公紀

役職 医員
専門分野 消化器外科(大腸)
略歴 令和4年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)・ロボット支援手術プロクター(直腸)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
医学博士(令和3年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

在田 麻美(ありた あさみ)

在田 麻美

役職 医員
専門分野 消化器外科(大腸)
略歴 令和6年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
緩和ケア研修会修了
肝・胆・膵外科

武田 裕(たけだ ゆたか)

部長:武田 裕

役職 消化器外科部長・肝胆膵外科部長
専門分野 肝胆膵外科
脾臓外科
腹腔鏡外科
略歴 平成2年 大阪大学卒業
平成7年 米国ウイスコンシン大学移植外科客員研究員
平成10年 米国カリフォルニア大学移植外科研究員
平成16年 大阪大学大学院助手
平成20年 大阪大学大学院医学系研究科講師
平成22年4月 関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医・評議員
日本肝胆膵外科学会高度技能指導医・評議員
日本膵臓学会認定指導医
日本胆道学会認定指導医・評議員
日本内視鏡外科学会技術認定医(胆道)・評議員
日本移植学会移植認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
ロボット支援手術プロクター(膵切除・肝切除・総胆管拡張症)
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
日本医師会認定産業医
近畿外科学会評議員
膵臓内視鏡外科研究会世話人
肝臓内視鏡外科研究会世話人
腹腔鏡下胆道手術研究会メンバー
兵庫医科大学臨床教育教授
大阪大学大学院医学研究科消化器外科学招聘教員
医学博士(平成10年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医養成講習修了

岩上 佳史(いわがみ よしふみ)

岩上 佳史

役職 副部長
専門分野 肝胆膵外科
脾臓外科
腹腔鏡外科
略歴 平成17年3月 神戸大学卒業
平成17年4月 大阪市立総合医療センター
平成19年4月 大阪厚生年金病院外科
平成22年4月 大阪大学大学院消化器外科
平成26年4月 米国ブラウン大学/ロードアイランド病院博士研究員
平成28年4月 大阪大学大学院消化器外科学助教
(平成28年10月-平成29年3月 大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部助教)
令和4年10月 大阪大学大学院消化器外科学学部内講師
令和6年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医・評議員
日本消化器病学会消化器病専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本膵臓学会認定指導医
日本胆道学会認定指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本移植学会移植認定医
ICD制度協議会認定インフェクションコントロールドクター(ICD)
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
近畿外科学会評議員
医療系大学間共用試験実施評価機構OSCE評価者
医学博士(平成26年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

木下 満(きのした みつる)

木下 満

役職 副部長
専門分野 肝胆膵外科
脾臓外科
腹腔鏡外科
略歴 平成21年 大阪医科薬科大学卒業
平成21年 名古屋医療センター 消化器外科
平成28年 大阪大学医学部附属病院 消化器外科
平成29年 大阪大学大学院生
令和2年 守口敬仁会病院消化器外科
令和3年 星ヶ丘医療センター 消化器外科
令和4年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本がん治療認定機構がん治療認定医
麻酔科標榜医
日本肝胆膵外科学会評議員
近畿外科学会評議員
医学博士(令和2年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

新毛 豪(しんけ ごう)

新毛 豪

役職 医員
専門分野 肝胆膵外科
脾臓外科
腹腔鏡外科
略歴 平成22年 大阪市立大学卒業
平成24年 市立豊中病院外科
平成27年 大阪大学大学院生
平成31年 川崎病院外科
令和2年4月 関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医・消化器外科専門医・指導医
日本肝胆膵外科学会高度技能専門医・評議員
日本肝臓学会肝臓専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(肝臓)
ロボット支援手術プロクター(膵切除)
手術支援ロボット「ダヴィンチ」術者認定
近畿外科学会評議員
医学博士(平成31年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了

<乳腺外科>

大島 一輝(おおしま かずてる)

大島 一輝

役職 部長
専門分野 乳腺外科
略歴 令和2年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医・指導医
日本乳癌学会乳腺認定医・専門医・指導医・評議員
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医・乳がん検診超音波検査実施判定医師
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師
医学博士(平成24年 大阪大学)
緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医講習会修了

安野 佳奈(あんの かな)

安野 佳奈

役職 医員
専門分野 乳腺外科
略歴 令和6年4月より関西労災病院外科勤務
資格等 日本外科学会外科専門医              
日本乳癌学会乳腺認定医・専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医・乳がん検診超音波検査実施判定医師
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師
緩和ケア研修会修了

<外科>

レジデント 山浦 陽 (やまうら みなみ) 緩和ケア研修会修了

      手島 和紀(てじま かずのり) 緩和ケア研修会修了

      中瀬 達也(なかせ たつや) 緩和ケア研修会修了

      藤井 純一(ふじい じゅんいち) 緩和ケア研修会修了

      棟田 真斗(むねた まさと) 緩和ケア研修会修了

      荻野 優(おぎの ゆう) 

      越智 優(おち ゆたか) 緩和ケア研修会修了

 

» 外科・消化器外科・乳腺外科 外来担当表

ページの先頭へ