再発・転移・浸潤

2013.08.19

病院でよく使われる言葉の中には、患者様にとっては、
意味の良くわからない言葉も多いと思います。
医師から病状を聞いたり、何か質問したりする上でも
医療用語を理解することは大切です。
そこで、一般の方にわかりやすく”医療の言葉”を解説していきます。
再発・転移・浸潤 
がんの治療において、「再発」「転移」「浸潤」
という言葉が使われることがあります。
それぞれどのような意味の言葉なのでしょうか。
再発とは、治療後にがんが再び現れることです。
例えば、一度手術により体内から取り除いたはずのがんが
再び出現することをいいます。
転移とは、がん細胞が発生した元のところから離れて、
他の臓器に転移・定着し、そこで再び増殖してがんを形成することです。
リンパ管と血管が転移の主なルートです。
浸潤は、がんが周りに少しずつ広がっていくことをいいます。
離れた部分に飛び火する転移とは違い、
水がしみこんでいくように、周囲の組織を壊しながら入り込み、拡大していきます。
 
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