2021.08.30
前回は「飛蚊症②」で「原因」「検査・診断」についてご紹介しました。内容はこちら。
治 療
原因が生理的なものである場合は、前回お伝えしたように加齢性の変化によるものであるため、特別な治療は必要とせず経過観察をします。しかし、病気が原因である場合は、それぞれに応じた治療が必要となります。
ま と め
飛蚊症の多くは加齢によるもの、つまり生理的なものがほとんどではありますが(その場合は治療の必要はありません)、その中には、重大な視力障害や失明につながる病気が原因となって発生するものも含まれており、適切な診断と治療が必要です。黒い点や虫のようなものが急に増え出した、急に視力が落ちてきた、視野の一部が欠けてきた、もしくは見にくくなったなどの症状がある場合は、お近くの眼科を受診してください。