ガンマナイフ治療

2014.06.23

ガンマナイフとは放射線治療の一種である「定位的放射線治療」のための装置です。
この装置は、頭部を器械に固定した後、細かく移動させることで、
0.1mmの精度で病変部に放射線を集中的に当てることができます。

これにより、従来は10回(2週間)程度以上必要であった、
脳腫瘍に対する放射線治療が
2~3日の入院で可能になりました。

周囲の脳などへの被曝も少なくできます。
そのため、認知能低下などの危険性も低減できました。

また、「手術が危険であったり手術では摘出できない」部位の腫瘍や、
「高齢である」、「手術に耐える全身状態ではない」患者様にも
安全に治療することが可能になっています。

さらに放射線の効果が少ないと考えられていた腫瘍の一部に対しても、
ガンマナイフは効果的であることがわかるなど、
治療を受けられる脳疾患や、その患者様を拡大してきました。

当院では、現在までに約2,000例の治療を行ってきました。
患者様の状態、病変の数、大きさ、性状などに応じて
様々な工夫を用いて治療し、安全に高い治療効果をあげています。
ガンマナイフ












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