第8回　関西ろうさい病院　市民公開講座　開催報告

多数のご参加をいただきありがとうございました。開催の模様などについてご報告いたします。
また、2,500名を超えるご応募をいただいたため、会場定員都合により、お申込みいただいたにも関わらずご参加いただけなかった皆様には改めてお詫びいたします。

「足は第二の心臓です」

講師：循環器内科医師　飯田　修

足の動脈硬化の予防と治療について、糖尿病とたばこが動脈硬化の大きな要因であることなど、あまり一般には浸透していない「足の動脈硬化と血管治療」についてご説明しました。

「最前線の狭心症・心筋梗塞の内科的治療」

講師：循環器内科医師　粟田　政樹

狭心症・心筋梗塞の症状や冠動脈についての説明や当院で実施している薬剤溶出性ステントによる治療効果などカテーテル治療についてご説明しました。また、従来は難しかった部位への有効な治療となる先進医療「エキシマレーザー治療」のご紹介をしました。

「その症状、心不全かもしれません」

講師：循環器内科副部長　藤田　雅史

心臓の構造・機能のお話の後、心臓の機能が弱くなり体に十分な血液を送り出すことができなくなる「心不全」の症状について、断面図や検査時の動画などを用いてご説明しました。また、心不全の大きな要因である高血圧の予防についてお話ししました。

「速くなる・遅くなる・乱れる・・・不整脈が気になる方へ」

講師：循環器内科副部長　渡部　徹也

除脈・頻脈などの不整脈の症状、検査についてご説明するとともに、不整脈の種類による治療方法（ペースメーカー、植込み型除細動器、カテーテルアブレーションなど）の違いについてもご説明しました。