「職種別体操プリベンション」のご案内

「職種別体操プリベンション」について

勤労者のVDT障害や腰痛が社会的問題になってからずいぶん経過しました。PC作業や中腰作業などの持続的な同一姿勢あるいは持上げ動作が大きな原因であることは分かっています。予防には身体の活性を上げること、同一姿勢で滞った血流の改善そして柔軟性のアップが必要であり、そのためには目的にあった体操が必要です。また職種により使う筋肉や部位が異なり障害される部位も異なりますから、それに応じた体操も必要です。そのような理由から「職種別体操プリベンション」を作成しました。

プリベンションの構成

当センターでは、近年、働く人々に増えている高血圧、高脂血症、肥満などが原因でおこる「過労死」などを防ぎ、健康を保持・増進するために、健康相談(心の健康を含む) や生活指導、栄養指導、運動指導、講習会を行っています。また、勤労者の過労死予防対策としての2 次健康診断を行う医師、保健師を対象とした講習会の開催、会社や事業所での従業員への健康指導や講習会の開催、さらに、作業関連疾患に関する調査・研究活動を行い、勤労者の方々の健康づくりを支援します。

  1. 寝起きの身体を賦活させるリズミカルなウォーミングアップ体操
  2. 疲労した筋肉の血流を改善させるリセッティング体操
    (事務系・製造系・運輸系・看護介護系)
  3. 仕事で酷使して縮んだ筋をストレッチするクーリングダウン体操

プリベンションの取り組み方

1.ウォーミングアップ体操

実施する時間を決めて、皆で実施すると定着しやすいでしょう。皆で体操をすることを話して、決まった時間にDVDのボタンを押す人を決めましょう。また重労働の前や安静後の活動の前にも実施しておきたいものです。

2.リセッティング体操

1時間に数回、その時の自分が気持ち良いと思える数種類のストレッチを実施すると効果的です。 これは職種に応じて作成しています。看護介護職の方は、ポケットにパンフレットを携帯していただき、中腰作業の途中やトランスファーの前後にストレッチを実施し、製造業の方は、業務の間や重労働の前後に実施すると良いでしょう。運送業の方は、サンバイザー等にはさんでおき、長時間の運転後の荷物を搬送する前に数種類を実施しましょう。事務職の方はパンフレットを机の上に置いておき20分に1回好きな種目を数種類選んで実施するというのが良いでしょう。

3.クーリングダウン体操

業務の終了時に各種目それぞれ20秒間以上、痛い~気持ち良いと感じる範囲でじっくりとストレッチします。 さあ、プリベンションを継続して実施し、VDT障害や腰痛を予防しましょう。

・ DVD(すべての体操を収録)1本1000円(税別)
・ パンフレット(蛇腹式ポケットサイズ)1部100円(税別)

また、ご希望に応じて貴社の職種にふさわしい体操作成も承ります。

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