2017.08.14
誰でもできる安心・簡単・安価な検診方法
大腸がん検診は様々ながん検診の中でも大腸がんによる死亡のリスクを下げるもっとも効果的な方法として普及しております。もっとも行われているのは「便潜血検査」です。特殊な容器に2日分の便を採って便の中に潜む、目に見えない微量の血液(便潜血)が混じっていないかどうかを調べる方法で、大腸がんの可能性を確認することが目的です。便潜血による大腸がん検査を受けた人では死亡率が60〜80%低下し、進行がんが50%減になることがわかっています。便潜血検査は、当院はもちろん、お近くのクリニックや検診センターでも受けることができます。
次回は「便採血が陽性であれば精密検査を」についてご紹介致します。
(平成29年8月21日予定)