口腔がん・舌がんについて①

2019.08.19

最近マスコミを賑わす口腔がん、中でも舌がんについてお話ししたいと思います。

口腔とは

口唇(くちびる)、頬粘膜(ほっぺた)、上下の歯肉(はぐき)硬口蓋(上あごの硬い所)、口腔底(舌の下面)と舌(前方3分の2)などから成ります。

口腔がんの頻度

口腔がんは舌、歯肉、硬口蓋や頬粘膜にでき、中でも舌がんの頻度が一番高く、日本では年間約4,000人が舌がんと診断されています。舌の付け根(舌の後方3分の1の部分)は医学的には中咽頭という部位に属しますので、ここから発生したがんは中咽頭がんと呼びます(図)。

 

次回は令和元年8月26日(月)に「口腔がん、舌がんについて②」として「舌がんの好発部位」、「舌がんの原因と病期(ステージ)」、「舌がんの治療」をご紹介する予定です。

 

 

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